ノマカプが好き
- 2018/03/18 05:56
- カテゴリー:海アテ(YGO)
少女漫画畑出身だし、ノマカプ脳だからノマカプが好きです。
海アテはノマカプだよ……………………
イタズラなKissを十数年ぶりに読んだんですわ。
連載当時、別マ読んでた。
突然の連載終了と作者さんの訃報にびっくりして、別マ読者友達だったみさきちゃんとめちゃめちゃ話したのをよーく覚えてます。
みさきちゃんはどちらかというとリア充よりの美人系女子だったんだけど
周りに私以外別マ読んでる人間がいなかったので、渡り廊下の真ん中で発売日後の中休みや昼休みに二人で語り合ってました…。懐かしい思い出。
私は別マ以外も、マガレ、花ゆめ、ララ、少コミ、別コミ、なかよし、ちゃお、りぼんと少女漫画雑誌はほとんど読んでて、あとはジャンプ読んでました。
早売りジャンプを酒屋に買いに走っていたティーンエイジャーの頃です。
イタズラなKissといえば、ドラマ化されてたりアニメ化されてたり……舞台化されてたり…………
舞台といえば…私の最推しだった八神さんが入江くん役だったな…観に行ったな…。猿芝居のキスシーンに笑ったなあという思い出がよみがえりました。2008年……ひい~10年前か~!
八神氏と入江くんは似ても似つかんけどな。身長と顔?は近いものがあったのかもしれません。
そんな思い出はさておき
久しぶりにベッタベタな少女漫画を読むのは楽しかった。
多田先生の作品は、数ある少女漫画の中でもとくにラブコメラブコメしていて、ベッタベタで、王道的です。
主人公とヒーローは結構、パターン化していて(顔や性格など)ラブラブでハッピーエンドって内容です。パワフルなキャラクターが多いので、好きな人は好きだし、苦手な人は疲れるような作風かも。今読むと確かに古臭いんだけど私は好きです。
イタキス自体も、連載始まったのが30年近く前の話だし、
他の代表作も80年代のものだから古いのは当たり前だよなあ。
イタキスも好きなんですが、多田先生の作品ではデボラがライバルが好きです。オネエ系男子×女子の走り?そのようなカップリングが好きになったのはここからかもしれん…。
2日かけて全巻読破して思ったのが
琴子(主人公)のパワフルで一途な重い愛情と、入江くん(相手役のヒーロー)のルックスと頭脳と性格さを
兼ね備えているのが、海馬瀬人なんちゃう?
一人イタキス、海馬くん。
背が小さくて、目が大きいヒロインと
背が高くて、クールなルックス(切れ長系の目)のヒーローという組み合わせは
ほんと少女漫画的テンプレだなって…
多田先生もそうだけど、木原敏江先生の描かれる男女の組み合わせでもよくよく見かけます。ありきたりではあるけれど、それが最適なのだという歴史的証拠や。(60~70年代から続いているので)
傍目から見れば、
海馬くんがスキスキと押しまくっているようでいて、
実はアテムのほうが……
みたいな展開。
これもイタキス的なやつです。相手が寝ている時にキスするっていう
少女漫画でよく見るやつ~!の王道展開がそそります。
寝ているアテムに海馬くんがキスするのは、それはそれで良いし、決まりきっているストーリーだけど
相手をどう思っているのか分からないという時点で、寝ている相手に口付けるのは、アテムも凄く海馬くんのこと好きだっていうのが、伝わってくる!
いいぞ~コレ。
琴子が入江くんに夢を導いていったというか、人生を動かす相手(互いに)になっていくというのは
実に海アテにハマるのだなあと一人納得です。
なんだかんだ、海馬くんの人生や運命はアテムによって動かされ、導かれて(自分から切り拓いてはいるものの)いるな、と思うからです。
そのくらい相手を想えるってステキよね。