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2020年02月の記事は以下のとおりです。

夜明け~spirit~

19日、初日を観劇してきました。

テニミュ千穐楽から三日。ロスも明けないうちにテニミュ関係の舞台をみる。

初代、越前リョーマ役、柳浩太郎、復帰第一作である。

 

と、いうのも推しの一人八神蓮さんがゲストで出ると知ったので、

何気なく抽選に応募してみたら当たったのだった。

正直、「あれ?結構チケットあるんかな?」と思ってしまったのがアホであった。倍率10倍のめちゃレアチケットであったのだ。テニミュ大千穐楽とほぼ同じ倍率である…知らんかった…。

 

あらすじは、主演の柳演じる、柳瀬という少年が事故に遭い…

つまりこの作品は、柳浩太郎の人生をノンフィクションとフィクションを混ぜたストーリーなのである。

テニミュはバドミュ、ミュージカル バドミントンの王とパロられており、作中の役名も実在のモデルとなった人物をもじったもの。

そして作品の中心となる医療関係者や、治療方法などは、かなり脚色されていてファンタジー感がある。AI手術を施し、柳瀬を治そうとする医者。その方法では、人の感情、精神、心までも機械化してしまい、肉体は生きていても、彼の精神は死んでしまうと反対する看護婦、そして家族や仲間たち。

 

きっとこの舞台を観に来た人たちは、柳浩太郎の半生を知っている者ばかりだったと思う。

 

私が柳浩太郎、通称オレヤナギ(当時からこんな感じであだ名されていた)、ヤナギを知ったのは、彼が事故にあって1年~後くらいだったと思う。

2005年。

私をテニミュにハマらせてくれた当時の友人は、初演から観に行って、公演DVDも当時出ていたものは全て所持していて、何度も見せてくれて

彼の話も聞いていた。

 

そして私は、彼が越前リョーマとして舞台に立っているのを2005年の冬に観劇している。

そして彼が最後に対戦した当時の氷帝、日吉若役の河合龍之介さんは、今回の舞台で院長役として出演されている。

私は、2006年立海公演が始まる前、完全に龍ちゃんの日吉に心を奪われていた。なんだったら、初代の立海関東戦がはじまっても、当時の一番の推しは河合龍之介さんだったと思う。今でも好きな役者さんです。

 

初代青学、テニミュ1stを観ている、知っている人間にとって、

柳浩太郎という人間は、最強で、最高の役者だと思う。

公演当時から数年経って、ニコニコ動画で爆発的に再生数を伸ばし、テニミュと言えばのナンバーとされる「あいつこそがテニスの王子様」という曲は、

事故後のヤナギが一人で行う試合のシーンであり、氷帝戦での盛り上がりを見せる一戦だった。

ヤナギ演じるリョーマは大きな動きは行えない。だが他のメンバーが試合を盛り上げ、クライマックスを彩る、豪華でテンションのあがるナンバーだった。

ネット上では、空耳やテニスの王子様のミュージカルという題材な時点で、かなりのネタ扱いはされてしまってはいたが、

それでもテニミュの知名度を上げたのは間違いなくこの一曲なのである。

事情を知らない人から見れば、主人公であるリョーマの動きや歌声に疑問を持つのは当たり前だと思う。

 

舞台に立ち、観客に見せる演技、ダンス、歌は、ただそこにいるヤナギを観ただけでは、何故彼が、と思われても仕方ない。

 

それでも、当時のテニミュを観ていた者、そのうちにテニモンと呼ばれる私たちは誰もヤナギに疑問は持たなかった。

彼が、初代青学越前リョーマであることは絶対に揺らぎはしない。

 

彼がどれほどの努力をして、どれほどの辛さを味わって、

そして、沢山の仲間が彼を支え、繋いで、信じていたのかを、

見てきた、知っていたからでした。

 

普通の人間であったなら、一生寝たきりでもおかしくないという状況の中で、日常生活はおろか、彼はたった数か月で、板の上に帰ってきたのだから。

当時の友人の一人、ヤナギの大ファンだった子がいる。

彼女は、ヤナギの見た目や性格も当たり前のように好きだと言っていたが

何より「強さ」にとても惹かれていたのだった。

私も、彼のすさまじい根性と精神力は、誰も敵わないと今でも思う。

あんなに強い人間はなかなか居ない。

でもきっと本人や仲間の彼らには違って見えているんだろうな。

 

テニミュが他の2,5次元と違うと言えるのは、初代、1stシーズンの結束、絆があるからとも言える。

過ぎ去ってしまえば、ドラマチックに聞こえるかもしれない。

当時だって今だってただの一観客であった自分に、何が分かるというのだろう。

それでも、彼らが支え合い、励まし合い、助け合い、創り上げてきた世界を、誇りに思える場所であり続けてほしいと願っています。

 

すべてのテニミュを愛する人達、テニスの王子様を愛する人たちに、知ってほしい、観てほしい舞台でした。

 

ヤナギが、自分の半生をこんな風に作品にすることを、どう思っているかは私にはさっぱり分かりませんが(そうでなくてもヤナギの思考を理解するのは常人には不可能な気がする。)(きめる様とかエンヤなら分かるかな…?)

自分で自分を演じること、当時のことを曝け出すこと、

それを復帰作として演じたこと。

再生、rebornのように思えました。

 

数年ぶりに見るヤナギは、あの頃のままのヤナギと変わっていなくて、

誰に対しても、あっけらかんと話す様子や、フリーダムな言動や行動、

それでいて、場の空気感を掴む間の取り方

あの独特な雰囲気は、唯一無二だなと思いました。

彼は普通の役者にはならないし、なれないから、ヤナギはヤナギという存在のままでこの世界にいてくれるのだと思うし思いたい

彼が「もう嫌だ、もうやめる」とならない限り、この世界にいてほしいと思う

 

 

――

彼の半生ということは抜きにしても、ストレートプレイとして凄く面白い作品でした。

久しぶりに小劇場の雰囲気も味わえて良かったし、あの狭い空間での緊張感も良かったです。最後列の端でも、きっと肉眼で役者の表情もばっちり見れるのがいい。でも、もっと大きい箱でやって良かったはずだなあ。

 

楽日のマチネソワレはニコニコ生放送で観られるようなので、観たいです。

というか、せっかくなので沢山のひとに見てもらいたいです。

テニミュが好きなひと、テニミュが好きだった人、

テニミュを好きになりたい人、興味がある人、

柳浩太郎という役者がいること、演劇界に帰ってきたということ、

多くのひとに観て、楽しんで貰いたいです。

この物語は決して悲観的なものではなくて、

「楽しめる」物語です。

 

 

――

アフタートークもヤナギ絶好調で楽しかったです。

ヤナギと八神王子のエピソードが色々聞けて嬉しかったな。

トークの中でも話していたけど、

ヤナギと王子が初めて共演した2007年の体感季節という作品、

主演が龍ちゃんで、好きな役者がいっぱいいたので、観に行った思い出があって、

あの時も王子とヤナギが共演するなんて、楽しいだろうなって思っていたことを思い出しました。

ヤナギが連絡先を削除しなかった数人のうちの一人が王子だったこととか(その後消されてしまったwらしいけど)

テニミュでの役についての話で幸村くんのことをヤナギが「ああ、あのゲイっぽい」と表して、続けて王子が「中性的な見た目だからね」とフォローを入れてくれたりとか(ほんとこういう所大好き)

(その前にヤナギが幸村って誰?ああ!帽子の!、と真田くんと間違えて、ヘアバンドのキャラだって王子が説明したりしていた)

ヤナギのソロ曲あったんだっけ?歌ってよという無茶ぶりに、

王子は著作権とかあるからと言ってて(昔だったら歌っちゃってただろうなあw)鼻歌でそれとなーく披露してくれたりとか

パパが場を回したりしつつも、三人の軽快な懐かしトークはいつまでも聞いていたかったな!

 

森山パパは、全国立海後編も出演しつつ、夜明けの稽古もしていたそうで、

千穐楽、前楽(パパの最終公演回)のあとすぐに夜明けの通し稽古だっていうから、びっくりした。めっちゃハードやな~

南次郎演じたすぐあとに、テニミュのプロデューサー役やるんだもんなw

16日の前楽で胴上げされて2時間後には稽古してたってw

それだけこの作品は、色々みんな時間がない中も集まってくれたということらしいです(貰ったチラシや片桐さんのツイッターにも書いてあった)

 

 

 

 

 

なんかめちゃくちゃ久しぶりに長文書いたけど

これ感想か?

とりあえず今日観て考えたことと、残したいことを書いたからまいっか!

とても良かったのです

拍手レス

2/16

>ももさん

コメントありがとうございます!おお…!そんな風に言って頂けるとは嬉しいです♥励みになります!

通販の方はふたつに別れててお手数おかけしますが、よろしければご利用下さい!

 

――

何にも更新ないし、ブログもそんなに書いてないですけど、拍手押して下さった方々ありがとうございます!

 

ぼちぼちリハビリしていかないとですね。タイピングすら遅くなっているw

千穐楽を過ぎて

テニミュ、3rdシーズン 全国大会立海、後編

千穐楽、おめでとうございました。

観に行きました。

今回も現地で観ることが出来ました。運がいいな!

前楽も大楽も観れて、本当に良かった。

 

12月19日の初日は見られなかったけれど、20日から、約2か月間、テニミュ漬けの毎日でした。

観ていることが当たり前だったので、終わってしまった実感もわかず、何だか呆然としてます。

12月から2月まで本当にあっと言う間だった。この二か月、長いようで一瞬だった気がする。全国各地をめぐって、時間もお金もテニミュに注ぎまくった。楽しかったなあ。

身体的にしんどいことはあったけど、一度も後悔したことはなかった。むしろ観られないことのほうが辛かったなあ。

回を重ねる毎に、過ぎていく時間の速さが増していって、千穐楽なんて、本当に一瞬だった気がする。

約3時間もあるのにね

 

3日がたっても終わってしまった気がしない。また週末、どこかでやっていそうな気すらする。

それくらい日常になったし、当たり前のように観劇していたな…。

千穐楽は、2幕からのS1、リョーマ対幸村で涙が止まらなくなってたし、卒業式からは嗚咽してしまったよ。

でもみんな良い顔していたなあ。

DISTENYで今まで見た事ないくらい優しい笑顔をしている真田くんを観て

何か納得してしまったな。終わってしまうんだってことに。みーんな良い顔してた。

卒業式で、青学や立海が、言う言葉も

それまでの回の言葉は「台詞」だったんだけど

千穐楽の回は、その言葉が本物の感情に裏付けされたものになっていて、

(当たり前かもしれないけどね)

台詞の熱を感じられた。

そうやって俳優になっていくんだな、と彼らの成長を感じ取りました。

テニミュの良さって、テニスの王子様の物語やキャラクターの個性、関係性やストーリーに加えて、若い俳優たちの成長と情熱、そしてその彼らにも物語があって、それらが良い具合にシンクロすることで生まれるドラマが魅力的で、永遠ではない一生の中のほんのわずかなきらめきを、間近で観られることなのかもしれない。

それを肌で感じさせてくれる。何度も味わせてもらえる。だからやめられないんだろうな…。

 

素敵な笑顔ときれいな涙を見せて貰った。

これからどんどん私も年を重ねていくから、きっとその笑顔も涙も、もっと美しいものに映るのだと思う。

若いから、キレイだから、それだけじゃない理由があって、

それは宝石みたいにキラキラしていて、でも手に入るものじゃないから、何度も何度も足を運んで自分の眼で見ていきたいと思うんだろうな。

初めてテニミュを観た時、ステージにいる彼らは年上の「お兄さん」だったのに

今じゃほとんどみんな可愛い年下の男の子たちだ。

今はまだ弟っていうくらいの歳だけど

そのうち子どもだっていってもいいくらい離れていくんだろうな。

そんな時を迎えられたらいいな。

10代目立海の子たちを見守れたらいいな。

その頃、「初代立海の時はね、」なんて思い出話をするおばーさんになっているだろうかね。

 

――

4Kラジオを聴いた。

ゲストが兼崎健太郎と八神蓮だったから。

15年経つんだよなーと思いつつも

良い意味で全然変わんないんだよね。

あの頃の緊張感やしがらみっていうのは無くなったかなって思う

私も彼らをがっつり追わなくなったんだけど、

兼崎さんが事務所やめてたのは知らなかったな…。だからインスタ突然やめてたりしたのか~

あの事務所は、初期の頃の八神を意識した仕事はなんだったのかと思ったねw

 

あと健太郎お兄さんは、良い意味でも悪い意味でも自分の素とか、闇っぽい部分を変に隠そうとしなくなったのかなっておもいました。案外、人に関心が薄いっぽい所とかもね。別に良いと思う。肩の力が抜けていいじゃないか。でもラインはやろうぜ?w立海グループ抜けてんのかよwwかなしいわw

八神さんは変わんないなーと思う。

昔馴染みがいない所では、大人になったなあとか、しっかりしているな、と思う所が増えるんだけど(舞台とかテレビでのトークとか)

デビュー時からの仲間と一緒だと、

全然変わんないやって思えるから、不思議な人だわ。

あと5年くらいたって、デビューから20年たっても、たぶん変わんないかもね。

 

昔の自分に教えてあげたくなるね。

心配せんでも、10年たっても15年経っても、変わらないよって。

すごく嬉しかったし、ほっとした。

 

だから、今の現役のテニミュやってる子たちも、

そんな風になれたらいいねって思います。別々の道を歩んでいても

同じ世界(フィールド)にいるなら、道が交わることもあるだろう。

そうじゃなくても、会ったり、話したり、ご飯を食べたり、お酒を呑みかわしたりするだろう。

それって、すごく素敵なことだね。

 

本当にうれしかった。

好きでいてよかったなって思えました。

これからも陰ながら応援していこうと、思っています。

お金を落としていこうね……それが一番ですよね……

生きてる

生きています。

めっちゃ元気です。手洗いうがい徹底しているのとよく寝ているからです。

 

 

2月6日、テニミュ東京凱旋公演初日で、今回の全国立海公演、自分が行った公演数が20回となりました。

飽きないねぇ…むしろどんどん時間が加速しているから

「よーし観るぞ!」→「えっもう終わった?」が早く感じます。

それでも毎回新鮮な気持ちで、観劇……観戦しています。

 

12月の東京青年館から、大阪メルパルク、宮城多賀城、愛知アイプラザ、福岡のソレイユホール…

15年前からテニミュ観ていて、全国行脚したのは初めてですね…

地方公演、観に行ってはいましたけど、ここまで全てまわることははなかったから…

しかもチケットもないのに、よく行ったもんだし、よく観れたもんだ。

根性と諦めない気持ちと財力があれば、どうにでもなるんだなあ。

けど、ずっと時間がなかったです。遠征中ずっと睡眠不足でしたね…。

 

そんな1月が過ぎて、いつの間にか2月が一週間たってる…?え?なんで?

よくわからない。なんで?

毎年、バレンタインの何かしらのフェアに行くのに、その時間すら取れない。

テニスに捧げた青春ならぬ、テニミュに命も時間もお金も注いでいる。

 

テニミュの公演がないと、抜け殻のようになってしまうので、自分の命を握られているも同然なんですね。

大千穐楽が終わったら、どう生きていくんでしょうか。

去年9月、前編の大千穐楽の時、TDCの会場で泣いてたけど

キャストたちが「また来週大運動会で会いましょう~!」って言ってて

「あっ、もう来週…いや一週間もないのか!?」とテニモンたちの涙もひっこんだもんです。早かったのよね。

そして、後編があるって分かっていたから、未来に希望が持てていた。

でも、もう公演が終わる。

サンフェスがあるってわかってるけど、あれはテニミュじゃない。

ドリライがあるってわかってるけど、もう試合はない。

 

3rdシーズンが終わるのだ。物語が完結して、完成してしまう。

さみしい。寂しいなあ。

だからたくさん見て、目に焼き付けて、思いっきり思い出を作っておく。

また次のシーズンがあるとしたら、

もしくは違う何かが始まるのだとしたら、

あの時は楽しかったなあって、

1stの時のことを「12年前のテニミュは楽しかったな」って、今思い出せるように、

2017年から2020年のことをいつかそんな風に思えるように、今を重ねていこう。

まだまだこれからだ!

明日も頑張ります。

そしてこのブログは一体誰が読んでいるのだ?

 

テニミュが落ち着いたら(3月?4月?)忙しさもひと段落するし

二次創作もしていきたいです。やっていこう……

書きたいけど、なかなか時間がとれなかったし、うまく妄想もできなかったからね…。

スケベなの書きたいよ。

 

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