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2019年11月19日の記事は以下のとおりです。

事実と現実

たっきーの訃報は誰にとっても寝耳に水で、信じられないことだったと思います。

私も最初は混乱して、ひたすらSNSやブログを読み続けていました。彼の俳優仲間たちも驚きとパニックの言葉ばかりで、

悲しみよりも先に嘘でしょ?という感情しかなくて、

公式からの報告を何度も読み返しても脳に理解が追いつきませんでした。

時間が経つにつれ、日が経つにつれ、あれ?本当なの…本当にもう彼はいないのか…と現実が自分の中に収まってくると、

涙が出てきて、思い出が脳内を駆け巡りました。

一番テニミュを見ていた頃、

一番俳優を追いかけていた頃13〜9年前

たっきーは、青学3代目の大石くん役でした

青学2代目の人気は凄まじくて、その代から変わる3代目のプレッシャーは相当なものだったと思います

当時、代替わりをリアルタイムで観劇して色々間近で観てきた私は、その人気の差というか、明らかな圧は、一観客でしかない私にも伝わってきたくらいです。

だからなのか、それとも同世代だったからか、

青学3代目は私にとって特別で、一番の青学メンバーになりました。それは今でも変わらずに、最推しの学校であり続けています。

12年たった今も、3代目卒業公演、最終岐阜公演に行けなかったことを悔いているほどです。

 

私にとっての最推しの俳優八神蓮と共演もお仕事も多くて、色んなイベントや、舞台を観に行ったり、参加したり

たっきーと握手したり写真撮ったり

時には普通に喋っていたりしたものでした。

ただ観ていただけの人よりも、ほんの少しだけ近くに感じていたから、

他の俳優たちより特別な人だったから、

思い入れも思い出もある。

突然すぎて、まだ信じられない自分もいる。

八神くんがTwitterでメッセージを募っていたので、私もコメントを送っておいた。

言いたいことが多すぎて、自分でもよくまとまらなかった。

今もこうしてブログに書いていても気持ちは整理しきれない。

こんなことがあるなんて、思いもしなかった。

許斐先生のコメントにもあったようにまさかテニミュ出身の俳優の訃報をきくなんて、考えもしなかった。

 

悲しいという気持ちより、ただただ寂しいという思いが強い。

もう会えないんだ。もういないんだ。

それが本当に寂しい。

いろんな方がたっきーのことを書いていて、その中で笑顔というキーワードがよく出てくる。

私も彼の顔を思い出すと、きらきらした最高の笑顔が思い出せる。画面の中でも、板の上でも、

そして目の前に立っていた時も、たっきーはすごくよく笑う人で、笑顔が素敵な人だった。

私も彼を笑わせようと、ウケを狙ったことを言って吹き出させた思い出がある。

楽しかったことばかりです。幸せな時間をたくさん貰ったな、嬉しいこと、楽しいことばかりでした。

本当に本当にありがとう。感謝しかないです。

 

私は、好きな人や好きな作品がたくさんあって、

推してるもの、人も自分で抱えきれないほどある。

好きがたくさんあるのは、幸せなことだけど、

こんな別れがあることを、

幸せを実感している時は忘れていて、

こんなに辛くて寂しいものなんだって、知ってしまった。

だからといって、好きなものをやめることはないし、好きになることもやめない。

もっと大事にしていこうと思う。

そして、人生を、毎日を楽しんでいこう。

誰にだって自分にだって、なにがおきるかは分からないからこそ。

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