ぼくの地球を守って
- 2019/05/07 04:46
- カテゴリー:雑記
80~70年代作品が好きなわりに、メジャー中のメジャー作品は意外と読んでいないものが多くて(未だに風と木の詩とポーの一族も未読)
ぼく地球も、名作と名高く、有名なのにノータッチでした。(二次のWパロでもよく見かけるのに)
で、このGWの機に読みました。(続編のボクを包む~以降は未読です)
凄かった…
最初のあたりは理解が追い付かなくて???という感覚で、とりあえず読み進めていったんですが
木蓮たちの話から、ぐいぐい引き込まれて、何回も涙してしまいました…。
紫苑(輪くん)の心情が理解出来ていくうちに、どうして彼があんなに憎しみを抱えているのかが分かると、より辛くなるし
後に木蓮からの視点になれば、
周囲から神格化されていた彼女もまた、ただ普通の少女で、女性だった、のが分かると、感情移入してしまってしんどかった
途中で何度も
「これ海アテやん…」
と思った
いや、ほんと……前世の話とか、現人神としての立場の人間とか…
主人公たち(亜梨子や輪くん、生まれ変わりの子たち)より、周囲のキャラ(みくろくんとか、ラズロやキャー)が好きでした
以前に視聴したファンタジックチルドレンに似ている、という話をよく見かけたのですが
確かに共通する点多くて
ざっくり調べた感じだと
ファンタジックの方はOVAのぼく地球に影響を受けているっぽいですね
似ているっちゃ似ているけど、ある意味「同ジャンル」ものとして考える感じかな…私はどちらの作品も好きだし、面白さもすこし別物かな
ぼく地球の方が(少女漫画なので)ロマンスよりの恋愛要素強めで
ファンタジックはミステリーさと王道SF感強めで少年向けっぽさがあるかな
どちらにもいえるのが、人の命がかかっている点と、シリアスで重めなので、しんどい展開があるので、余裕がある時じゃないと、読むのも見るのも辛いね…
まだまだ自分の知らない名作はたくさんあるし、これからも出てくるに違いないんだよなあ
時間が足りないもんよね…