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スケベ筋力

まともに?年齢制限あり話を書くのが

信じられないことに2018年秋ぶり…?

3年半何やってたの…?

なんだったら個人誌ですけべな本最後に出したの18年4月じゃん

やっぱ4年何やってたの…?

 

自分の売り?個性?は、すけべな自カプをねちねち書くところだと思ってたんだけどな…そこが無くなったら何が残るんや?

 

なので今はねちねち徳リョを書いているよ。

 

――

以前、コピー本のネタにも使ったくらい

「官能小説用語表現辞典」の重松清先生の解説文が名文なので、何度も読み返している。

その中で重松先生は

「たとえば、夫婦が一夜の激しいセックスをする短編官能小説があるとする。まとめてしまえば、「夫と妻がセックスをした」――ただそれだけの話である。~中略~

だからこそ、官能小説の書き手は、さまざまに工夫をこらす。挿入/射精に至るまでのプロセスを、微に入り細を穿って描き出していく。~中略~

「よくある話」で終わってしまう物語をエンタテイメントへと昇華させるのだ。」

と書かれている。

私の体感的には、女性向けやBLはどちらかというと

関係性とドラマを主軸に置いていて、性描写はその前提があって起こるものとして書かれている印象が強い。

反対に、男性向け(あるいは男性向け描写が強いBL)は、

はじめに、性描写がありきで、そこに性癖やシチュエーションがあり、話が作られているように思える。

今はどちらにせよ、男性向け・女性向けもそれぞれの良さや文化、表現を逆輸入しあって、男性向け的表現のある女性向け、女性向け的表現のある男性向けも多いから、エロだからこういうもの、BLだからこういうものという型にはまる典型は少ないように見える。

でもやっぱり女性向けの基本は「関係性」が一番重要視されている、かな。

自分だって何が一番最重要として見ているかって考えたら

当たり前のことすぎるけど

「カップリング」なんですよね。

誰と誰なのか、誰が攻めで誰が受けかが大事だから。

それはやはり関係性を重要視しているという結論になる。

そこが無ければ、

どんなスケベな内容でもシチュエーションでも性癖でも

何も興味ないし、気持ちが動くことがないから。

 

それが第一にあって

その次が

「そういう二人の、スケベなのがみたい!」

という単純な理由とわかりやすい欲望で成り立ってる。

 

だから、話を肉付けしていくうちに、物語の整合性、理由が理屈が生まれて、人物の行動と言動が作られていくんじゃないか?

優先しているのが、「セックスさせるぞ!」という信念のもとに

書く気力を保っているわけです。

 

ただ、徳リョに関しては

年齢的なことと攻めの性格の問題で

衝動性もなければ、行為自体に及び腰にならざるを得ないので

自分で書いていても

うまいこと展開してくれないしんどさがあります。

 

でも、至るまでの過程って楽しいですよね。

恋愛ものだったら成就するまでが面白さであるし

スケベものだったら、やっぱり紆余曲折あってこそ、達成感?がありますし

焦らしがいいのか?

 

簡単に手を出してくれそうにない攻めに

あの手この手で受けが挑発、煽ってくる、そこらへんの攻防ってのも

面白いのでアリだな、と思います。

結局ありなのか!

 

ちゃんと原作読みなおすと

徳川さんは「無茶しがち」なタイプですよね…自己犠牲。

平等院戦でもプレドイツでも。

スペイン戦も出るとしたら

選手生命危なくなることするんでしょうね…

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