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恐ろしい子

おっすおっす

ねんころです

 

またもや月記となっているブログです…ごめんね!

 

忙しかった一月、そして二月の前半が終わりました

それはつまり4th比嘉ミュが終わったということです…

 

さみしい!!!

青年館梅芸立川と行きました

30公演中、15回は観たのかな?いやー少ない少ない!

4thの公演でも地方が足りないですからね

沖縄といわずとも、せめて九州、福岡公演してほしかったなあ

金土日の三日、5公演増やしてほしかった…

 

これまでの4thの公演は間間に新テニが予定されていたので

かなりセーブして観に行ってました

峰、ルド吹、関氷、六角、関立では

熱心だったのは峰と関氷ぐらいだったかな

峰は熊本がとっても楽しかったし

関氷はすごいものが見れる確信あったし、なんとなく11代目はここで卒業かなーとも思ってたのでほぼ全通に近いくらい行ってたな

六角はサーステ前でサーステは全通予定だったのでそこまで数が増やせなかったのと立海もフォーステが決まってからっていうのもあるし

なんとなく4thの立海が自分の中では3rdを越えなかったので

ほどほどに応援する気持ちでいました(そもそも4thではどちらかというと青学よりの人間だったから)

 

4thは青学はもちろん、シーズンの始まりから見守っていたので

全部の学校に思い入れがあるなあと感じているし

どの学校も、公演時も、ゲストの時も、魅力的で

それぞれ良いなあと思っていて

やっぱりシーズン始まりっていうこともあって不動峰が好きだなと思うことも多く、その次にルドルフが4thでは好きかもな~なんて

浮ついた気持ちでいたんですが

 

今回、はっきり確定しちゃいましたね

 

4thでの一番好きな学校は

比嘉です!!!!

 

4thはやっぱり一番好きなひかるくんがリョーマで青学だから

青学の目線でいつも見ていたし

常に青学寄り、青学を応援するスタンスでいたんです

 

比嘉公演、比嘉中という存在は、そもそもテニスの原作でも

かなりはっきりとした敵学校、わかりやすく「悪」の面を描かれているので

他の学校との対戦、試合がよりバチバチ感が強いというか

対立感が他より強いストーリーだな、と思っていて

青年館あたりまでは私は完全に青学にばかり目を向けていたし

自分の見ている視点も、青学の物語として受け取っていたのです…が!

 

大阪公演で下手2列目に入った途端、

2幕から下手は完全に比嘉ベンチオンリーなので

その時点で、視界や、見えてくる景色がかなり変わってしまったんですね

決定打は肉眼で見てしまった甲斐裕次郎の涙と、試合後のくっきりとした涙の後

衝撃的すぎて、色々感情がぐっちゃぐちゃになってしまって

その日から、今まで見てきた青学VS比嘉公演が別物になってしまったんですよね…

 

この時、テニミュってすごいなーテニミュって無限の可能性ありすぎだろ…と驚きやらショックやら…

 

今回の比嘉に関しても

出演しているキャラクター、それぞれ一人ずつに物語があって

誰に焦点をあてても

その人の葛藤、悩み、努力、苦悩が感じられて

プレイヤーのみんな、テニスが好きで、テニスをしたくてしている子どもたちなんだな、と思ったら

とっくに中学生の子どもがいてもおかしくない年齢の私は

それだけで涙がぼろぼろ出てきてしまったんですね

一番涙腺どうなってんねん!と思ったのは

一幕の前半頃の立海大中学校、と出た瞬間

「ちゅ、中学生なんだよなあ!!」って謎に感激してしまって

抽選会に、立海の中学校舎に集まってるみんなに泣けてきてしまった

 

あとは一幕ラストの橘さんのソロ

千歳を怪我させてしまって、自分のテニスをあきらめる

父親の転勤がテニスとの別れのきっかけになるはずだった…

という一節に

また泣いてしまった

 

まだたったの14歳なのに

「テニスという生きがい」を捨てるという言葉に

 

「子どもは、好きなことをして、自分のやりたいことをのびのびとやってくれよ!だってまだ中学生なんだよ!」

とすっかり親の目線で泣いてしまいましたね…親になったことはないのだが…

 

あまり込み入った話をするのは好きではありませんが

何かと不自由で、複雑な家庭に生まれた自分にとって

「子どもが子どもらしく生きられない」状況や環境には

凄く憤りを感じますし、自分のこと以上に辛いな、と思ってしまいます

 

きっと橘さんのご家庭は、まったく健全なものだと思うし

橘さん自身は、自分へのけじめという意味でテニスから離れようとしていたにすぎないので、そこに父親の転勤はあくまで自分にとっての「きっかけ」という理由づくりなだけだったと思うんだけどね(現に橘さんは別に父親に恨みつらみを言ってるわけではないので)

 

あとは比嘉中の子たちのことも

ラフプレーや暴力的行為、人を傷つける行為に関しては決して褒められたものでもないし、非難されるべき、叱られて当然のこともあるが

ここで4thに

早乙女監督とオジイが存在してくれたことで

比嘉と六角の、対立が

子どもたちだけの問題でなくなったことが

少し心が軽くなりましたね

それまでの比嘉は木手くんに負荷がかなりあったように見えるものだったし

ただ私も変な見方をしてしまうので

早乙女監督の過去や経緯など勝手に考察したり、想像を膨らませると

単純な悪としての存在なだけではないんだろうなあと思ってしまいますね

本当の悪人だとしたら、テニス部の顧問なんてやらんと思うもんな…

許斐先生の世代を顧みることと、原作のはじまりが99年ということを踏まえると

現代にはそぐわない「スパルタ」「教師による暴力や暴言」なんかは

おかしな話だとは思うけど、昭和から平成前期は、日常の中にあった

令和の現代ではファンタジーのような古典に見えつつある表現だとは思ってしまうね…でもそれは、たしかにあった時代だったんだよな

 

子どもは、純粋であればあるほど、善悪の判断がつかないし、

ただ大人というだけで「正しさ」があるものだと信じてしまう

悲しい素直さがあると思う

そういう正しさや間違いは、年を重ねて、他人を知り、社会を知り

年齢と精神が成長したときに

あれはおかしいことだった

あのひとは間違っていた

大人がすべて正しいわけではない

ということを知るんだろうけど

子どもで学生で、狭い世界で、教師や顧問など

従うべき存在を信じること、信じるしか道がないと思うことは

それは愚かなのかもしれないし、幼さだとも思うから

今回の比嘉がそういう存在のように見えていたのは

役者の力、演出の力、原作の力、キャラクターの力

それぞれが合わさった結果だったなー

いいもの観たな

楽しかったな

比嘉が好きになったな

嬉しかったなー

と思ったのでした

 

 

――

ま、そんなマジメな話はさておき

 

甲斐木手っすよ!!!

 

なんなんですかね!4thの甲斐くんてやつはよ!

怖いよ、あの子!

なんなんだね!?

 

バレンタインにお見送りがあることが決まっていたので

「誰かお姫様抱っこしてね!」と言う気満々だった前日の私

お見送り前日のテニモブログ

 

甲斐君が木手くんを

お 姫 様 抱 っ こ 写真

 

オイイイイ!??!?!?!?

そりゃ思わず銀魂風ツッコミ女子にもなるっちゅうねん

 

いや何?

混乱して

じゃあお見送り何言えばいいんだよ!?

ってなって

結果的に

「(お姫様抱っこした)木手くん、重かった?」

「(゜-゜)……重かったー!」

 

って答えて貰って

まあ……良かったんですけど……

 

いや、まさか……

幕のない4thのサービスナンバーで

お姫様抱っこすると思わないじゃん……

テニミュの本公演でお姫様抱っこみるの

めちゃくちゃ久しぶりなんだが!?!?

 

カテコもまとめてやるようになったし

あんまりカテコや客降りサービスナンバーで

色んなことやらなくなったな、って印象だったんだけど

覆してくる男だよね~4thの甲斐くん

末恐ろしい子、ますかわかずひさ……こわ……本当に怖い子

 

そんで木手くんの長塚さん、いや二階堂さん

セカステからやってくれてるので、新ミュ大好きマンとしては

ずっと応援してた存在だけど

「萌」の対象じゃなかったのに

相手が現れた途端に

 

はいはい

甲斐×木手やな

ってなっちゃうからこわいなーコワイヨー

 

いやだって

4thの甲斐君、ぜったい甲斐木手の解釈でやってるやんけ……

 

 

比嘉ミュは、1st、3rdとしか見てないんですけど(2nd離れてたから)

2008年、2018年、観劇当時も、個人的には比嘉はやっぱり甲斐×木手だったんですけど

正直ここまで部長副部長の関係、幼馴染の関係を

こんなに強く色濃く出してくれたのは

初めてかもしれない

ミュージカル的インパクトと印象に残りやすいから甲斐くんって比嘉ミュでは目立つなーと思うんだけど

人となりや関係性にこんなにフォーカス当たってるのは

やっぱり4thならではなんだろうな

 

――

色々やりすぎだとか、細かすぎるとか、セリフ改変やら削除、スコア改変などもちょこちょこ不満がある4thではあるけど

峰の時と比べたら

私が不満だったのはセットの見づらさ、照明がなんか変、音楽と歌詞がイマイチ、という愚痴が多かったんだけど

セットは相変わらず大きいけど、断然見やすくなっているし、セットのネットが普通のネットだけになったので視界が遮られなくてよかった

照明は今回の比嘉から変わったんだっけ?ものすごく今回はよかった きれいだし、こだわりも感じられた 4th初期の変なデザインで気持ち悪い照明がなくなったのもよかった

音楽と歌詞もすっごく良かった ちょっと一曲一曲長いなーと思うのと曲数多くないか?とは思うけど、代替わりと新しい他校だから現代人の飽きやすさとか、音楽の流行を踏まえた結果、な感じもする

バラードが減って、コミカルソングもあるけど全体的には4thらしい格好いい曲が多くて良かったな

あとは歌詞もいいフレーズが多くて

三浦さんがどんどん進化してるなあと思う

(でも演出と歌詞どっちもやるの大変すぎるから作詞家に頼んでもいいのにな……と心配にもなる、ただでさえ三浦氏テニミュ以外も仕事量多すぎるから)

 

 

――

4thシーズン比嘉

今までの4th公演の中で一番楽しかったかも

 

公演がよかったとか、キャストが良かったとかもあるんだけど

色んなご縁がつながって

ぼっち観劇生活をずっと送ってた私にしては珍しく

急激に新しい友達が比嘉から増えて

劇場行く度、必ず誰かに会えて

いっぱい喋ったり

助けてもらったり

ごはんたべたり

盛り上がったり

喜びや悲しみを分かち合っていくことが

さらなる楽しさになっていったんだろうなーと

日々を振り返りました

 

みんなちゃんと大人の女性たちばかりだけど

子どもみたいに楽しんではしゃいで

みんな全力で泣いたり笑ったりしてて

年齢は違っても

テニミュの世界を通じて

学生みたいに毎日会って、毎日別れて

みんな好きなキャラクター、選手がバラッバラなのも面白くて

それぞれが

みんな好きな話をして

明るく元気にいたのが

比嘉ミュの楽しさの要因の一つだったな、と感じた

 

まさか40手前になって

学生時代みたいな遊び方すると思わなかった

でもみんな使う金額がはんぱなくて(多分他者から見た私もふざけたお金の使い方してんだろうけど)

大人やな~おもしれーと

思いました

4thシーズンと新テニミュが終わるまで

こんな風に楽しく観て付き合える現場友達がいてくれたら

ほんとにいいな

ほんと楽しい日々でした

 

それはそれとして…

腐女子であることは明かしてないので

私が甲斐木手に萌えてることは

ブログとねんころのTwitterでだけでしか出してないんだよな…

そこだけちょっと辛いけど

隠れて萌えるのは、いつものことだから

昭和生まれのオタク、腐女子なんてね

隠れて生きてきたもんだから(おそらく隠せてないんだろうけど、大っぴらにしないという決意だけはあった)

そのへんは慣れっこよ

 

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