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言葉なんて覚えるんじゃなかった

主よ、他愛のないメモであることをお許しください

 

 

5時に夢中で高齢者の下半身事情、ストリップ劇場の取材を見ていた

 

昔、大和に住んでいた時、駅前にストリップ劇場があり、駅に向かうためにはそこを通らなければならなかった。

(ちなみに隣の店はアダルトビデオ屋だった…。)

当時、既に大人だったので、気にせず出勤の際は毎日通っていたし、たまに劇場前のストリップ嬢を眺めたりしていた。

日中は昼割のサービスがあるらしく、午前中から並ぶおじいさんたちを何度も見かけた。

不思議な光景だな~と思っていた……それももう、10年近く前の話だ。

 

だから別にストリップ劇場に通う高齢者の話を聞いても

「そうやな」という感想だった。

見ることで満たされると言う、性欲は分かる。既に体が機能しなくなっても、精神も同じように欲がなくなるわけではないからだ。

シュナミティズムに通ずるものがある。これは添い寝だけど。それでも「行為」、勃起や射精ではない。

 

そこで、私は妄想した。

キャラクターの老後、というのはある種、萌えの文化としてはタブーに近いものがある。そりゃ、綺麗で美しいものを愛で、見たい読みたいとなれば、年若い時期、少なくとも、身体が機能するまでとするだろう。いくら、中年フェチといっても、描写的には、「美しい」部類でなければならないだろう。

海馬くんはどうだろうか。

私は、キャラクターのおはようからおやすみまで、ゆりかごから墓場まで見守りたい

そうなると、おじいさんになったら……という所も萌えの中に含まれる。

もうひとつのタブーとして、高齢者の性欲があげられる

年をとったら、恋愛や性欲を感じさせてはいけない、という暗黙のルールのようなものだ。確かにマニアックすぎて、需要がないものなんだろう。進んで見たい読みたいと思うものでもない。分かる。

海馬くんだから興味がわくのだろう。それもまた「性癖」の一種である。

 

アテムは冥界の住人である。彼が生きたのが16歳までとなれば、彼は永遠に16歳以上にはなれない。

その事実は非常に儚く、非常にロマンティックで、エロスとペーソスを感じさせる。

現実を生き、一年毎に年齢を重ねていく海馬と、

永久に時を止めたままのアテム

今はまだ、18と16で、彼らの間の時はたったの二年であるが

それが五年、十年、二十年、三十年と、広がっていくとなると、

とても背徳的な関係に思えてくる。

年の離れた友人関係、或いは好敵手、或いは恋人であっても。

繋がりは、カードだけ。もしくは、心の奥だけでわかり合えているとしたら。

 

腐萌え的には、肉体の交流があってほしいのですが、

若い時だけにしかその関係が築けなかったら、いいな、とも思うのです

大人になっていくにつれて、アテムをその対象に見られなくなる海馬くんの苦悩と葛藤

現実では結婚し、子を成していたとして、

どう言い訳をしても「浮気」状態……なのも萌える。そして、現実世界の海馬を知らないアテムもいい。

 

そんな風に、冥界でだけは17歳同士であった関係を続けながら50数年が過ぎて、70代になった海馬くんがアテムと過ごす時

 

体を使う行いはしなくても、若いままの肌に触れ、抱きしめることで、

その瞬間だけは、同じ時を過ごした海馬と遊戯のままで居られたら

……なんて純愛なことを想像していた

 

もっとエゲつないエロでもいいんですけど……

それはなんか違うかなあ

キャラクターのことを考えないで単なる70代と10代のそういうアレコレで考えるとしたら、

老人は青年を雇い、当時の自分との行為を再現させるのだろう。

少年を満足させたいと願う気持ちは、行いこそは間違っていても、その気持ち自体は純粋であり

それを知っている少年も、老人の愛を理解していて、他人に抱かれるのだと

それはそれで書いてみたいけど、オリジナルでやれって話だわ

あくまで私が萌えてるのは海闇であって海アテなんでね。他人は入ってこないでちょうだいよね

 

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