しまんとまんと
- 2016/12/02 02:37
海アテが読みたくてボクは、
霊感商法株式会社(文庫全10巻)を、夜な夜な読み返すのだった。
初出が、88年?87年?あたり。もう30年前の漫画かよ~マジか~
子どもの頃から繰り返し読んでるので、ほとんど内容を覚えてしまった。
それなのに、わざわざ電子書籍で買い直したのは…
遊戯王は関係なかったわ。スマン。
今年の始め頃に大人買いしてた。全然関係なかったっす。
でもね、通じるものがあるというか、感じるものはあるでよ。
古代エジプトの少年王(13~14歳)が、猫の肉体に魂を宿して現代に蘇っている……(人間にも猫にもなれる)
フェムト(王様)が、主人公(常盤矩成)をトキワ、と名字呼びしている
共同生活を送りながら、様々な事件や依頼をこなしていく……
常盤には、陰と陽の力があり、陰は、第二の人格、つまり裏、闇の人格……その暴走を止められるのは……フェムトだけ。そしてフェムト自身もそれを自覚している。
80~95、6年頃まで連載されてた漫画なので、古い作品といえば、古い作品なんだけど、一話完結のオムニバスで、とても面白いのでオススメ……
海闇とか関係なく読んで欲しい……けど、まあ……
海アテを想像しながら読んでいる私なのであった。
似てるってわけじゃないんだけどね。通じるっていうかね…
子どもの頃は、あんまり違和感を持たなかったんだけど
トキワとフェムトは普通に同衾しているし、同棲しているし、
猫だからってのもあるけど、距離がめっちゃ近い……そして、常盤が自分の命運をフェムトに任せているのも……
「お、おう……」ってなるんだけど、腐っぽさはあまり無い。親子っぽいか?兄弟?
作中で、二人がデキてるんじゃないかとモブに噂されるシーンとかあるんだけど(ギャグで)嫌味な感じがないので、カラっとしている。
海アテ好きな人は一度読んでみてほしい。
作品自体も面白いから…
沢山のエピソードの中で、特に好きなのは「シャングリラ」
SF映画の世界に入り込んでしまった女子高生を、現実世界に戻すために、常盤とフェムトが映画の世界へに行く。
幽霊や怪奇現象、精神世界の出来事を、常盤の能力によって、解決する、というのが大まかな説明
ファンタジーホラーというカテゴリ?なのか?
妖怪や魔物、未来人、色々出てきます。
子どもの頃に繰り返し読んできた、霊感商法~、やさしい悪魔、ガラスの仮面あたりは、とても影響を受けている。
大島弓子先生や萩尾望都先生も、木原敏江先生…
二次創作していると、その影響がモロに出てしまうので、自分の好きな作品とか作家を書くことって照れ臭いね。