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ライバルっていいな

げ、現実逃避をしているわけじゃ……ないんですよ

 

封神演義を全巻読みました。

あと地獄先生ぬ~べ~も読んでしまいました。

 

敵対、ライバルという関係性に完全に萌えるようになって早5年。

 

飛虎と聞仲

ぬ~べ~と玉藻

 

萌えるしかね~わ~…

 

聞仲がさ~…最期を迎える時に語った

「飛虎のいる殷を取り戻したかったのだ」(要約)にもう……もうね……

 

玉藻が廃人になりかけている時にぬ~べ~が話した

「俺はこいつに何度も殺されかけた。そして何度も助けられもした」

「ばかげてるかもしれないが おたがい戦いの中でしか芽生えない 絆ができた」

「男はそれを大事にするものだ」

 

ハイ、きた~~~~~~~

女が入り込めない世界きた~~~~

そのシーンでゆきめちゃんが戸惑いの表情を浮かべているんですが

ゆきめちゃんがいるコマで「男はそれを大事にするものだ」ってぬ~べ~の台詞をかぶせているのがニクい!!ニクすぎる演出だ!

 

でも私はぬ~べ~×ゆきめちゃん派ですよ!基本ノマカプ好きです。

それとこれとは全く別物なんだよ!!

わかって!!

 

 

ライバル、敵対関係好きになってから、より漫画や創作、フィクションがすごく楽しくなってきた気がします。

同じ夢、志を共にする友、仲間関係の萌えも変わらずあるので、萌えが増えたってことかな。立海(真田と幸村)好きだし、バンドものも好きだし…。ナマモノジャンルも好きだしね。

 

 

ジャンプ展のサイトを見たり、再アニメ化したり、90年代ジャンプの作品を読み返す機会が増えたな~。

とりあえず家にあるのを読み漁る。幽白とスラダンも読み返したい…。ジョジョ5部も読み返したい。

昔読んだきりで、20年近く読み返してないのもあるしな。読んだことないのもある。

また新しい萌えに目覚めてしまうのか…!

 

幽白と言えば、私がず~っと……かれこれ7~8年は推してるのが

樹×仙水なんですけども…しかもその中でも

樹×仙水(ナル)も推しています。

これ原作漫画読んでないとなんのこっちゃって感じですね。

仙水は多重人格者であり、その中の一人の人格の女性がおり、それがナル、と言います。

樹は「忍の次にナルが好き」と明言もしているのです…。

一番は忍(仙水)なんですがな…オウ…

 

この二人は、ライバルでもなく(出会いは敵対関係)仲間?なのか、同志なのか、ビミョーな危うい関係性で、そこがまた魅力でした。

樹の台詞は、とても刺激的で印象に残るものが多いのですが(キャベツ畑を信じている女の子にポルノを~とか)

それがアニメ化された際に、ものすご~~~~くオブラートに包まれてしまって魅力が全くなくなってしまった悲しい逸話があります。

もし再アニメ化するなら、そこらへんを原作に忠実にしてあげてほしいです……ほんと。

 

キャベツ畑の台詞は、樹のかなり歪んだ仙水への愛情を感じられる部分なので、そこを変えてほしくなかったです。かなり異質な感情を持っていると表現されるシーンなので。

 

 

ぬ~べ~を読んでたら、1コマだけ王様がパロられてるシーンがありましたwパロというかそのまんま描かれてるだけなんですけどw

遊戯王は他作品にパロディされたりしますね

有名なのはボーボボですけども(コラボされたオシリスの天空竜以外でもメンコリストとか髪型パロられたりとか)

 

――

色んな漫画読んだり萌えたりしてても、

結果的には、海アテに戻ってくるのと

読んで萌えて知って学んで、全てが海アテに帰結するのであった

 

常日頃海アテはノマカプだのと言ってますけど

やはりライバルであった関係、絆っていうのは

上記↑のぬ~べ~の言っていたように、戦いの中で生まれた男の絆というものであり、何にも変え難いものなんだろうな~と

思いましたです。

 

普通の人生においては、その男のライバルも友情として大切にしつつも

人としての在り方、一般的幸福としては、結婚や男女の結びつきがあって当たり前とされるんでしょうけども

(そしてそれが悪いとも良いとも断言は出来ないものです。価値観は様々ありますので)

そこが海馬くんとアテムは、一味も二味も違うのだな、と思い知らされます…

だから海アテって……ってなるんですわ。

王様も海馬くんも、女性との深い関係が原作内で出てきてない(興味らしいものが無いのも原因)ので余計に、

海アテやなあ

となるのだった。

 

ず~っと、自分の一番の人を見ていればいいでがんす。

がんすでやんす。ガッハッハ

 

それが幸せなら問題なし!

ええじゃないの…

 

気分は上々↑

下の記事での誕生日占いの本は

https://www.amazon.co.jp/dp/407417295X/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_I9fxAbX5HP8AW

これですね

全てがあてはまる!とは言い難いですが、

海馬くん(10月25日)とアテム(11月19日)(仮)はいい感じでございます

特にアテムの恋愛の項目で

自分の努力で成功した、活動的で意識の高い人が好きです」って書かれてて

まさに海馬瀬人のこと言うてますやん?

もういっそのこと「海馬瀬人が好きです」って書いていいな、と思いました。でもそんな遠回しに告白してるアテムもいいね……カワ

 

ア「海馬! オレは自分の努力で成功した、活動的で意識の高い奴がいいんだぜ!」

海「!? 貴様…!」

 

周囲の人々「告白してる…?」「面と向かって言ってる…」「それって海馬のことなんじゃ…?」ザワ…ザワ…

 

海馬くんの人間関係での項目で面白かったのは、

「気持ちに余裕がある時は本当に親切」

 

こんなん笑うやろ。

確かに、余裕ある時は手をかしてくれたりしてますよね…あと自分の利益に繋がる場合とかかな…。

王様に対しては、発言はツンでもいつも手助けしたり、なんやかんやお世話してたりするので、ほほえましいもんです。

 

 

――

アニメを……見てます。

 

ポプテピピック

ボーボボを見ていた時の気持ちになりますね…。

無心で頭からっぽにして何も考えずに楽しめて良かったです。

毎回変わる声優が豪華なのも見ていて楽しい要因。

あと武内くんが喋ってるし歌ってるしで、助かるな~って思います。

武内くんは、デレマスアニメから見守ってるけど、キンプリのアレク、そしてVRAINSのリボルバーさん

好きな作品に関わってることが多いので、すっかりファンですわ。

武内Pも好きだし、アレクも好きだし、たぶんリボルバーさんも好きになるよ…。(武うづ、アレカヅが好き)

 

アニメ内のボブネミミッミがツボで、制作してるのがAC部という方々らしく、今までの作品の動画をちらちら見てたんですが

好きです…どえらい世界観ですね。見る薬って感じがしますわ。

なんとなく、井上涼さんにも通じるな~と思います。不思議、シュール、イカれてる

ウゴウゴルーガが好きな人は好きそうってよく言われてるみたいなので、

私にはドンピシャでした。ウゴウゴルーガ好きだし、せがれいじり好きだし…。

スーパーミルクちゃんも好きな人は好きそう。

スーパーラヴァーズ懐かしいですねえ。

 

封神演義

今冬アニメで注目してたんですけど

「……? こんな内容だったっけ」と疑問がわんさかだったので

改めて原作漫画読み返したら

はしょられまくってる~!そりゃそうかもしれないけど

太公望ってあんなに無能だったか?イメージが狂うな、と思ったら

良い部分が全部カットされてるので、本当にただのアホみたいになっちゃってるのが、気に食わんかったです。

普賢が1話から出て来ててびっくりしちゃったな~。

最初のアニメも見てたなあ~漫画も読んでたよ…

 

そして私の腐女子人生の初期にお世話になった作品…

 

当時は、楊太でした…

今はハマるなら何だろうな~?飛虎聞は2~3年前から読んでますね…。

また漫画読み返したら、好きになるキャラもカップリングも変わるかもしれないな。約20年前だからね…そりゃ考えも変わりますよ。

 

 

ジャンプ展の詳細が出始めてますね。

きゃ~!前売りチケットの王さまが~ロリ~!決闘王国の時ってあんなにロリロリしかったっけ…ハァ~海馬くんかっこい~。

ペガサスは漫画では殺されちゃってるのがな…惜しいなあ。キャラクター的にも立ち位置的にも(デザイナーだし)居てほしいキャラだった。アニメでは生きてるけど!

グッズもちょいちょい発表されてますね。

漫画のコマフィギュア、王様も出して~!

ぬいぐるみ系グッズも欲しいなぁ。

ジャンプ展のグッズ物凄い出るから、今後も公式をチェックしとかんとな。

 

 

365日の誕生日大全

誕生日が設定されているキャラクターで絶対やっちゃうのは星占いとか、相性占いとか、だよね~~!

このサイトでも、海アテにはまった初期によく占い結果上げて

あーでもねーこーでもねーと騒いでたっけ。

アテムの正しい誕生日は、果たしていつなのか…

諸説あるけど、気に入ってる結果は11月19日説なので、その方向で進めていきたい。

 

昔からある「365日誕生日占い」色んな出版社から出てますね。

結構、バラつきがあるので、読み比べて調べてるんですが

ある一冊(後でどこが出してるかちゃんと調べておきます…)の占い結果が

海馬クンもアテムもしっくりくる

 

アテムが11月生まれだとすると、海馬くんもアテムもふたりともさそり座になるんですね。フツーの12星座占いだと、結果が同じになってしまうんですけど

365日だと、結構、それぞれの性格や特徴をとらえてるな~と思うので面白いです。

なんといっても海馬君、10月25日の人は、当たってる占いでも、微妙な占いでも高確率で書かれているのが

「セックスにのめり込みやすい」

 


せ、性豪……

 

これは笑う…。 

 

2018年、血液型星座ランキング(テレビでやってた占い)では蠍座×A型が1位だったそうで、

海アテ的にもオールオッケーってことかな??

やったね☆

 

 

ジョナディオの場合はディオの誕生日が分からないし

アレカヅ…というかキンプリはほとんどシャレ感覚で設定されているので(特にストリート系は)なんかしっくりこないね…。

 

成人する

成人式でしたね!成人された方、おめでとうございます!(当サイトを見に来てる方でいるのかね…?)

 

 

今年20周年になるアニメ作品一覧画像を見て

東映版遊戯王の王様のお顔を発見して

「そうか、98年だったか…」としみじみ。

 

今年、2018年からOCG20周年プロジェクトが始動するようで(19年が20周年ね)

2019年がOCG20周年

2020年はテレ東遊戯王アニメが20周年

2021年は遊戯王25周年

……おや?

今年から3、4年の間って遊戯王イヤーずっと続くんじゃ…?

17年もなんだかんだでイベントがあったし、18年はジャンプ展があるから動きはあるし…

 

16年から6年間ぐらいはずっと忙しいのでは……?えっ?えっ?

ジャンフェスで見たOCGのヒストリーでも、王様と海馬くんが一緒にいたりしてさ

なんかさ

もうさ

すっかりさ

夫婦っていうかさ

元々作品の顔っていうかメインカップルだったんだろうけどさ

でもさ

やっぱりさ

劇場版THE DARK SIDE OF DIMENSIONS経てさ

絆?深まったん?じゃない?

 

うへへへぇ

 

遊戯王が25周年を迎える時。2021年。

私が願うのはやはり再アニメ化!どすなぁ

 

最初の話から原作通りにやってほしいし

願わくば、カズキングが当初考えていたという古代編をアニメオリジナルでやっても貰えたらなあ

全部終わるまで何年かかるねん?ってなるけどまた4~5年やったらええねん。そんで30周年迎えればええねん……ええねん。

2026年ですか。きっとあっという間ですよ。

 

夢を見たっていいじゃない。

夢を持ち続けていこうじゃない。

 

その時、私はもしかしたら二次創作をしていないかもしれない。

でも10年前、20年前に好きだった作品やキャラクターを、今でも好きでいて、応援しているように、

どんな形であれ、海馬くんとアテムを好きで、応援していると思います。

そうしていたいです。

そのためには元気で生きていたいもんです。

山から川へ

  • 2018/01/05 21:16
  • カテゴリー:雑記

初夢って元旦に見る夢でしたっけ?

 

夢を見る日と見ない日があるので、きちんと記憶していて夢を見たという自覚を持っているものとしたら

今年の初夢は

デュエルリンクスで海アテ新婚イベントが始まるという告知を見て

それをスクショし、友達に連絡しているという

現実的な妙にリアリティのある内容でした

告知のイラストや描きおろしのスリーブが可愛かったなあ…

全体的に白い衣装の二人でした

 

こんな夢を見たということは、18年は海アテですね

あ~~~はやくフィグマの海馬くんが欲しいわ~!

王様のお面つき(謎)

 

――

感情移入しやすいタイプなのか?話にのめり込みやすいのか

或いは二次元に対して本気になりすぎるのか

話の展開が暗くなると気分が落ち込みます。

こんな性格だから、ハッピーエンド至上主義なのかもしれないです。

というか自分の好きなカップリングを幸せにしたいと思って何が悪いのよ!?!?普通の女よ!!?

人それぞれ性癖はありますから、色々ありますよね。私は至って普通の女です。つまらぬと思われても、私はフツーの幸せが普通に欲しいと思います

普通ってなんだね?

 

なんでこんなこと書いてるんやろね。別に何かあったわけでも言われたわけでもないんですが…

てめえで書いてるもんでダメージ受けるようなヘタレなんだ。

立ち直るためにも海馬くんとアテムくんには笑っていてほしいもんです。

えっ?劇場版観ろ?

あ~~~それが一番正しいと思います(オチ)

 

――

もうひとつ気分が落ち込む理由があった(思い当たる)

大奥(よしなが先生)を読んだからだわ…なんか…面白いんだけどへこむ…

あと、他にも色々暗いのやら理不尽やら、気分が悪くなる作品を大量に摂取したので、落ち込んでいるのだと思う

グロ系とかホラー系とか、時々、ほんとうに時々、おそらく怖いモノ見たさって気持ちで、読みふける時期がある…読んで後悔するくせにやってしまう。

子どもの頃読んだ犬木加奈子先生のある作品のあるコマが、ものすごいトラウマになって20数年経っても忘れられずにいます…

読まなきゃいいのに…

変にマゾっ気があるようだ。やめときゃいいのに。

恐い話とかオカルト・ホラー系も好きだけど、気分が悪くなったり落ち込むのは避けられない。やめときゃいいのに。

不幸体質なんだろうか?そういう思いをすることで安心感を得ているんだろうか?意味が分からない。

本当に意味が分からない。

ラブラブでチュッチュチュッチュな海アテ読んでおこう…セルフメンタルケア

 

 

あけましておめでとうございます☆

  • 2018/01/01 15:58
  • カテゴリー:雑記

2018年もよろしくお願いします。

 

30日は冬コミ…

そして大晦日からお正月休みのねんころは……

 

原稿漬けだよ!!!!!!

 

月末にプチオンリーがあるからね。

大晦日も、テレビも何もつけず延々とパソコンに向かっていました。

横須賀は、年明けの瞬間は鐘の音じゃなくて、船の汽笛が響きます。

気が付いたら、年が明けてましたわ……その瞬間バリバリ推敲してました。

 

疲れが出たのか、ま~た体調が悪化して、顔が腫れております。整形しすぎた人みたいになってて若干面白いです。咳も止まりません…。はやく病院に行きたい。

2018年、最も願うことは健康第一…かな。17年はしょっちゅう病院に行っていましたからな~。十数年ぶりにインフルエンザにもかかるしな!

 

毎年のように、予定があくまで予定でしかないのが、あれでこれなんですが

18年はコツコツ本づくりしたいです…。

ふと気づいたら、17年はほとんどまともな本を作っていなかったんですね…。ちゃんとした本は子作り本の準備号くらいか……あとはコピー本ばっかりだ!

知り合いに「新作久しぶりじゃん?」と言われて「そうだっけ…」となるくらいだ。無自覚。

1年のほとんど、原稿やってた気がするけど、大して形になっていないのでは…?

17年の後半はずっと子作り本に取り掛かっていたような…そして今現在も。思わぬ難産なんですな…うぬぬ。

 

書きたい!作りたい!気持ちが先走りすぎてますね。やること一個ずつやっていかないとね…。がんばります。

 

16年~17年のうちに出した本やコピー本の再録集も出したい所。

コピー本に至っては、出たイベント1回しか頒布してないものばかりですし…。そもそもオフ本すらもほとんど数出してないので、常にスペースに本が無い…。

 

18年、劇場版からもう2年になるんですね。早いもんです。

未だに、初めて見た時の感動や衝撃は、私の心の中に残っていて、いつでもどこでも思い出せる気持ちです。

ころっとジャンルを変えたり、移動したり、急に好きになったものを書き始めたり、萌えのままに生きているので、今年がどんな年になるかは、私にも予想はつきませんがw

今年の予定が、夏あたりまで既に遊戯王のスケジュールで埋まっているので(ジャンプ50周年展とかねw)

今年も、劇場版を繰り返し見て、海アテ~♥

ってなってるだろうな~と思います。まだまだ書きたいものはあるので…。

何より公式からの燃料が続いていることも、本当にありがたいもんだと思います。生きていけます。

 

今年も楽しく生きていきます。お時間のある時にでもそっと覗いてやって下さい。

よろしくお願いいたします。

 

 

極寒の冬コミ

  • 2017/12/31 13:20
  • カテゴリー:雑記

シャッター前なんて聞いてなかったよ…終始寒かったです。

気力と体力が奪われてしまいそうでしたw

冬コミお疲れさまでした!

無配お手にとって下さった方ありがとうございます~!

 

 

スペースはすごい寒かったんですが、外は普通に暖かかった…いい天気でした…。

コミケのお祭り感はいいですねえ…

 

風邪が完治してなかったのが本当悔しいです…マスクマンですまなんだ…

1月のプチオンリーまでには何とかしておきたいです

原稿がんばります…

冬コミ委託のお知らせ

30日(土)冬コミ二日目

サークル「じまお」様 東6 テ34b

にて委託参加させて頂きます

 

といっても今回の持ち込みは既刊の「空想科学少年」だけなんですが…

せっかく参加するのでペーパー作っていきます

 A5 12P全年齢(無配)

 fuyukomi-1.jpg

冬のデートの海アテ(※アテムの女装ものです)のお話で~す

 女体化じゃないよ!アテムは男の子だよ!!

 

よかったら貰ってやって下さい

↓の記事にサンプルがあります。

 

2017年最後です

ぜひ遊びに来て下さいね!

 

私は、生粋のセーラー服好きのコギャル好きです。遊戯王時代って、ルーズソックス全盛期ですやん?だからいいのよ…

 

冬コミペーパー サンプル

 この宇宙には、数多の可能性を秘めた、別の次元があるという。たとえば、この世界の自分も、別の世界にも同じ容姿、同じ名前で存在しているのかもしれない。

 海馬瀬人という男もまた、数多の次元に存在し、その全ての次元で彼は一人の人間を追い求めている。

 どの世界でも、どの時代でも、どの彼も、必ずアテムを求め止まないのだった。それが海馬瀬人という男であるからだ。

 地球――日本、そして童実野町。

 何の変哲もない平和な国の、平凡な街。中心部に構える塔のようなオフィスビルも、どれもこれもが見覚えのあるものだ。

 だが私達が知っている話とは、何かがほんの少し違っている……そんな話。

 

 

 来春には無事に高校を卒業する、らしい。

 二年の途中からほとんど通っていなかったので、何の感慨も無いものだ。

 大体、既に社会人として生きているのだから学歴など今更どうでもいいものだった。学校側からわざわざ「卒業生」として名を連ねて欲しいと頭を下げて頼んでくるほどだ。

 海馬瀬人は世界的大企業『海馬コーポレーション』のCEOである。

 就任後まもなくは学生服を着て、現役高校生社長であることをアピールせざるを得なかったが、今となってはその肩書が霞んでしまうほどの活躍をみせていた。

 関係者も、他者もほとんど瀬人が高校生であることを忘れているだろう。

 空には厚い雲がかかっていた。

 季節は冬。本格的な寒気が街にやってくる頃だった。

 

「海馬、デートしようぜ!」

 前触れもなく、やってきた彼は唐突に言った。

 年末年始の瀬人の予定表は分刻みの過密スケジュールである。この時期、どの会社社長もそうなのだろうが、とにかく顔を出さねばならないパーティーだの式典だのイベントだのがぎっしり詰まっている。

 その点に関しては前以てアテムに説明していた筈だ。

「……何だと」

 恋人のきらきらとした瞳に瀬人は思わず目を細める。睡眠不足の脳には眩しすぎた。

「貴様……オレがあれほど言っただろうが! この時期は邸に戻る時にだけ相手をしてやると! そんな時間があったらオレはとっくに貴様に使っているわ!」

「え……っ、そう、なのか」

 思わぬ告白に、アテムはまんざらでもないという表情を浮かべた。

 しまった、と瀬人は奥歯を噛みしめるも、既に本音をぶちまけてしまったのだからもう遅い。

 怒っても当り散らしても仕方ない。仕事をこなしながら瀬人は尋ねた。

「何故また急にそんなことを思いついたんだ?」

「これだぜ! ここ。学生同士で回ると、限定カードが貰えるって書いてあるぜ!」

 アテムが持ってきた一枚の紙は、まぎれもなく海馬コーポレーションのロゴマークが大きく印刷されている。

 十二月のキャンペーンのひとつであった。

 毎年、季節のイベント毎に行われる本社近辺でのスタンプラリーだ。

 対象年齢は小学生から高校生。M&Wの上級者から初心者まで、参加すればイベント限定カードや特製グッズが貰えるとあって、好評の企画だ。

「この前、相棒と杏子が行ってきたみたいだぜ。オレ達も行こうぜ」

 参加要項には、このように明記されている。――カップル同士、ペアでのご参加をお願いします――

 おそらく、イメージアップといった所だろうか。

 デュエリストは圧倒的に男性が多い。勿論女性デュエリストもいるにはいるが、現状なかなか増えにくいらしい。

 カップルでの参加となれば、必然的に男女比は半々となる。女性でも楽しめるゲームというイメージを広めたい、という思惑もあってのことだろう。瀬人はこめかみを押さえた。

「アテム、よく見てみろ。ここにカップルでの参加と書いてあるだろうが」

「そうだぜ」

「オレと貴様は男同士だろうが」

「でも恋人同士なんだからカップルには違いないだろ?」

「……そういうことではない」

 不思議そうに答えるアテムの素直さに、瀬人は脱力した。きっぱりと自分達をカップルと言うのだから、参る。聞いている方の顔が赤くなりそうだ。

「男女でなければならんのだ」

「なら男女になればいいんじゃないのか?」

 アテムはにっと笑って、瀬人を指さすのだった。

 

 

――

割と長くなった…相変わらず短い話が書けませんな

くるっと回って

男のツンデレ、ヤンデレって、あんまり見ないなぁ?たまたまそういうものを選んでないだけかも?

 

ある漫画を読んでいて、大好き過ぎて大嫌い、というの一文を見て

なるほど、それも一理あるな。と考えました。

海アテの話です。

 

海馬くんの生い立ち、思春期における環境の劣悪さは、よ~~く分かっております。

彼のそういった歪みや闇は、精神が揺らげば簡単に顔を出すものだと思う。

例に出せば、劇場版ってことです。

アテムは海馬くんの精神安定剤。

精神安定剤というと聞こえはいいですけど

よしよし、いいこいいこしてくれる人って意味ではないです。

海馬くんにとっては、甘やかす、癒しの対象ではなくて、

あくまでライバル、好敵手、向かっていく相手、闘う対象という意味での安定剤。

なんとなく、燃え尽き症候群に近いものを感じる。

やりがいとか目標を無くすとダメになってしまう?みたいな。

 

生きる意味、生かす意味。戦う理由、死ぬ理由…※

 

海馬くんにとって過去は完全に乗り越えたものとして扱われるけれど

人の精神や心の問題は、そう易々とはいかない。と、個人的には思う。

特に幼少期から、少年期に影響を受けている経験は

ボディブローのようにじわじわと効いてくるもの、なのではないか。

大人になった時、完全に忘れたと本人が自覚していたとしても

知らぬ内にどこかしらに傷が残っていて、それが大人の自分にとって行動、問題に過去の体験が影響を及ぼしてくる。

100パーセント必ず起きるとは限らないが、そうとは言えない。時計のない時限爆弾のようなもの。

でもそうなったとしても、ダメになる、おかしくなってしまう、悪い、とは言い切れない。

傷のない人間なんてこの世にはいないわけで、大なり小なり誰しも問題を抱えている。

挫けた時、落ち込んだ時、辛い時に、立ち直るために支えてくれる人がいるか、どうかが肝心になってくるのではないか?

家族。両親、兄弟が毒だった場合は、新しい自分の家族や友人がいてくれるか。孤独だとしても、何か自分の心の支えになるものがあるか。

海馬くんにとって、仕事であったり、モクバであったり、決闘であったり、

そしてアテムであったりするのだろう。その中におけるアテムの比率が異様なまでに高かった、ということだ。せやねんな。

 

大好き過ぎて大嫌い、とは、

その人の事が好き過ぎるあまりに、素直になりきれない気持ちに歪みが生じて、逆の感情を産みだすことにより精神の安定をはかっている?

素直になりきれない、というのは

好きの感情に対して、何かブレーキがかかる体験があったのではないか。

自分が好きになると、好きな対象(人、もの、事柄、ETC)に不幸が訪れる、不遇な目に遭う

素直な好きを表現した際に、無下にされた。或いはひどく傷つけられた。

自己肯定感の低さ(自分「なんか」が好きになったら迷惑…等)

好きの感情が自己中心的であり、対象人物が自分と同等あるいは自分以上に思ってくれないと不満である

理由、原因はいくらでも挙げられます。

海馬くんの場合はどうでしょうか。

男同士ですし、自分の敵と認定しています。その想いの強さが好意として捉えられることを不服としているように見えます。

王様から「友」として扱われるのもまた嫌悪感を示しているように見えます。(実際の所は、お互いに友情を感じているのは明白ですが)

城之内くんと遊戯、遊戯とアテムのように、健康的かつ、明快な関係だけが「友」とは限りません。

もちろん、そういった目に見えるわかりやすいものが、普通とされているので、現実的に友達というのは、そんな関係性が理想であり、一般的でもあります。

私の友達だってそういう関係の人ですし。

 

おそらく、海馬くんにとって、友情、友というのは、王様の考える(一般的な)友情とは、意味や捉え方が違っていたからこそ

認定をうけるのが嫌だったのか?

常に「生きる」ことが戦いだった人間からすれば、手を繋いでノホホンと暮らしている人間と仲良くは出来ない、と考えるのも納得です。

そして、海馬くんから見たら手を繋いでノホホンとしているように見えるような人達にも、戦いはあります。

視方を変えたら、確かにアテムの考えは生ぬるい理論にも思えるものです。でも、彼は王様といっても、少年であり

少年だけど、王様だから、その考えなのだろう。

皆を繋ぐ人である。

生まれながらにして王の血を継ぐ者としての精神が見えます。

王様という立場が私にはなかなかわかりづらいものがあるので、なんとなく近いものとしていつも考えるのは「天皇」という存在です。

(同じではないやんけ!というツッコミは置いといて)

 

今上天皇の高校生のエピソードなんかを見ると

同級生たちと一緒にいた時、友達の前では年相応にはしゃいでいたのが

他人の前では、がらっと顔つきが変わり

「皇太子」としての立場をわきまえた態度に変わった、

というのを読み

ひとりの人間としての姿と、皇太子としての立場

生まれた時から運命づけられている…とは

一般庶民からすれば、とても窮屈に思えます。

 

海馬くんも似た教育(帝王学)を受けていたと思われる。

でもそれは王様の考えとは違う、真逆の支配と戦略の知識だったんじゃないかな。

結束とは正反対。

信じれば裏切られる。

好きになれば利用される。

隙を見せれば撃たれる。

そんなギリギリの生活してたら、誰だって目の色が死んでしまうよ…。

 

真っ直ぐに、自分とは真反対の考えをぶつけてくる人間がいたら、反抗して、自分が正しいのだと示してやりたいと思うだろう。

それが道徳的に間違いか正しいのかは、さておき。

アテムの思考も、海馬くんの思考も、私個人では、どちらにも良さと悪さがあると思います。

アテムは理想論すぎる部分もあるし、海馬くんは現実的でもあると言える。

どちらが、完璧に正しいとは言い切れない。

 

 

なんか色々考えてたら、まとまらなくなってきた。

一旦保留します…

 

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