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私のかんがえる男同士のセックスとは

タイトル通りです。

 

バタイユの話が若干続くんですけど

エロティシズムが、生殖を伴わない性行為というなら

同性愛の性行為は、全てが快楽、全てが娯楽、となる。

 

男女間であってもただの快楽と娯楽としての行為はあるわけだ。

 

海闇におけるセックスとは、なんぞ?

 

「相手を知るための究極の手段」

 

としての行為がひとつ。

 

妄想の中では、いくらでも関係が「恋愛」に発展していても

根本にある、海馬瀬人とアテム(闇遊戯)の、人格や生命そのものは、変わりようがないので、理由はそうなるのだった。

 

好き

それらの感情が確かに彼らの中に芽生えていて存在していても、きっと言葉として、現れることは無いのかもしれない。

代わりに、口づけをしたり、触れ合ったり抱き合ったりするのかもしれない。

そこに確かに「愛」はある、と思えていても

お互いを縛る言葉にはしない……のかもしれない。

 

言葉にして、行動をして、表現をしてみせて、

全身で表して、愛を、愛で、愛することを、躊躇うな、戸惑うな、恥らうな!

と、正義を掲げるのは、それは、間違っちゃいないんだ。

でも海馬君と王様には、それは合っていないような気がしている。

 

私もなんでここまで、海闇に対して頑ななまでに、恋、愛を使わないようにしているのか謎なんだけど

それは、勝手な考えとして彼らに「合わない」と決めつけているからなんだろう

それが「ぼくのかんがえるさいきょうでさいこうの」海闇ってことだ。

 

でも、恋愛脳の女子のねんころは

好きだと言ってほしい、愛してると言ってほしい、ふたりの合言葉はビッグラブ……とつぶやいている。

好きだと思っていて、愛おしいと感じていて

誰かを好きになる事の素晴らしさを、全身で受け取っていて欲しい。

そして幸せになっていてほしいのだった。

恋の成就が、ハッピーエンドなのだろうか。

ハッピーエンドを迎えたその先が本番なんじゃないか?

 

好きだ!

オレも!

 

の、その後に待ち受けていることが、大事なんじゃないのか。

 

一緒の方向を見て、歩いていくことの困難さを、乗り越えていくから強くなれると……

 

そうだよ。結婚は簡単。続けるのが大変。だから離婚率は高いんじゃないか。

 

 

でもやっぱり海闇は向かい合っていて欲しいもんだと思う。

お互いを見ながらも先を行くような関係なんじゃないかな

隣にいながらも、どちらかが道をいつも示していて

ふたりで競い合って走っていくものなんだろう

だから既存の形には嵌らなくていいんだよね

 

普通の道なんて選ばないから、海馬瀬人……予想をはるかにこえて突き進む男よ……好きです。

 

彼の生き様こそがドラマだ

そしてその生きる道には、アテムがいなければ、完成しないのだ

 

ああ、海闇のロード……

 

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