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2016年01月の記事は以下のとおりです。

短編書く練習

  • 2016/01/15 03:20

下の続き

 

悶々とした日々が過ぎていった。

二つの季節を通り越し、秋口に差し掛かる頃になってもディオはジョナサンのカレンダーを眺める毎日だった。

最近のお気に入りは、三月の寝間着姿だ。基本的に背景や小物だけが季節感を演出していて、本人は常に半裸だ。

着崩した寝間着の裾から覗く臍が愛らしい。あまり形が良くないのも、ディオ的にポイントが高かった。――恋は盲目とはよく言ったもので、痘痕も靨。何もかもが肯定出来た。

流石にこれだけの月日が経てば、世間のジョナサンへの熱も下火になるかと予想していたが。増刷に増刷を重ね、本来、季節ものであるはずのカレンダーが、いつまでも店に置かれていた。

常に人の目につくので、ファンは減るどころか、じわじわとその数を増やしていった。

ディオはその現状を、あまり歓迎は出来なかったが、良いことがひとつあった。

販売元のホームページに、来年、新たに写真を撮り下ろしてカレンダーが制作されることが決定した、と発表がされた。

普段、感情を爆発させないディオは思わず「イエス!」と、PCの前で拳を振り下ろしたものだ。

そんな訳で、益々ジョナサンへの思いが募るわけだ。ディオだけではない。他のファンの老若男女も同じであったし、注目されれば彼に興味を持つものも増える。

ディオは、来年のカレンダーもまた同じスタッフで撮影して欲しいと願った。要望や意見は販売会社にメールした。しかし、自分が男性の目線からメッセージを書くのは気が引けたので、ディオは何となく十代の女子のふりをして、可愛い文章で頼むことにした。

恐らく、二十代の男性からのメールだって着ていることだろう。それでも、ディオは素直に「自分の言葉」ではキーボードが打てなかった。

ジョナサンに恋をしているのは、自分自身の内なる少女性なのだと、決めつけた。それがディオが男であるための尊厳だった。

 

小さな会社だったが、返事はとても早かった。わざと馬鹿っぽく演出した文面に対して、丁寧な返答であった。

会社としても、同じスタッフでいい仕事をしたいと願っていること。しかし、全く同じメンバーが揃うのはもしかしたら難しいかもしれない。それでも、あのカレンダーを愛して下さったお客様を落胆させるような結果は出さない。

大方、予想通りの返答ではあったが、熱意は伝わってきた。期待をこめて感謝を伝える内容のメールを打ち、ディオはやりとりを終わらせた。

 

ディオはいつくかの会社の顧問弁護士で、相談や書類作成などは殆ど自宅で行えるものだった。

実際に会社に出向くこともあるが、週に一、二回ほどで済む。毎日、会社に通わなくていいというこの条件に惹かれた。

それに、堅苦しいスーツも着なくていい。自分の好きなスタイルで居ていい。おしゃれなジャケットを選んでも、とやかく言うヤツはいない。

今日は、契約書の作成で市内にある会社に足を運んでいた。いつもなら車を手配して貰う所だが、その日はたまたま地下鉄の気分だった。

時間のかかる内容でなかったので、予定通りに仕事は終わり、あとは自宅に帰るだけだ。

ディオは、大通りに面している本屋に吸い寄せられていた。

大判のポスターが、書店のガラスに目一杯に貼られている。

見慣れた蒼い目が、ディオを見つめてくれているようだ。何度も見たはずの顔で、毎日眺めている目だ。

「……こんなデカデカと宣伝しやがって……」

ポスターの下には、来年のカレンダーの発売決定と、今年のカレンダーが販売中と書かれている。携帯カメラで撮影する人間もいるようだ。ディオも記念に一枚、撮ってみたかったが、女子学生の群に混じって同じ真似をする勇気が出ずにいた。

手にしたスマホを握りしめながら、はしゃいで喜ぶ若い娘らをディオは睨み付けていた。それでも彼女たちは無邪気に写真を撮るのだった。

もし若ければ、もし女性だったら、あんな風に、真っ直ぐに明るく憧れられただろうか。嗜好の同士と手を取り合って、彼を褒め称えただろうか。

きっとディオには逆立ちしたって出来ない行為だった。

「別にちょっと引き延ばしただけで写真そのものは同じだろ」

来た道へ戻り、ディオは後ろ髪引かれる思いで歩き出した。目を瞑ったままで、振り切るように一歩が出る。

早く家に帰って、おれのジョナサンを、おれだけのジョナサンを愛でればいいのだ。あんな大衆に晒されたやつの姿なんて要らないんだ。

ディオが次に目を開けた瞬間、視界は黒に染まった。くすんで、くたくたになった、よれたシャツの色だった。

「うゲッ!」

「……ッうわ!」

鼻先に衝撃が走り、ディオはその場に転びそうになった。よろけた片足を踏ん張り、ディオは顔を押さえながら薄目を開けた。

「……あ……あ、ああ、すみません。ぼーっとしてて」

いかにも鈍臭そうな男が、おろおろと手を差し伸べてきた。出された手を拒んで、ディオは目の前にある体躯を上から下へと視線を送った。

時代遅れのスニーカーは履き潰す直前で汚らしく、上は黒の着古されたTシャツに、下は洗ってなさそうなジーンズ。

先ほどぶつかった所為でなのか安物だからなのか、鼻からずり落ちる眼鏡。櫛の入っていない、ぼさぼさの髪。だらしない髭面。

「あ」

男は、更に間抜けな声を上げた。

ディオは眉を寄せると、鼻の下に熱いものが垂れた。

地面に滴ったそれは、血だ。

「ええと、ティッシュ! ティッシュッ!」

「うるさい! 大声を上げるな、マヌケ!」

顔面を男の胸板に思い切り強打してしまったディオは、鼻血を出してしまった。こんな時に限って、ハンカチすら見当たらず、ディオは手で鼻を押さえたが、血は止まる気配がなかった。

「うわああ、すみません! あの、ぼくの、職場がそこなので!」

「は?」

「と、とにかく、血が! 血!」

大騒ぎする男がわたわたと手や足を暴れさせるので、ディオは返って冷静になれた。しかし、今も血が鼻から流れる。頭痛もしてきた。ディオは男に言われるがまま、連行されてしまった。

 

 

一階にカフェがある古いビルに連れて来られたディオは男の腕に引かれて、二階へと上がる。彼はまだ動揺していて、鍵を開ける手がもたついた。見かねてディオが鍵束を奪い取り、扉を開けてやった。

中へ案内され、来客用のソファーにディオは座らされた。頭を上に持ち上げて、鼻をつまんだ。血が固まりかけている。もう止まったようだ。

「ティッシュ、あったよ!」

男が別の部屋からボックスティッシュを掲げてやってくる。

「……じゃあ、遠慮無く」

ディオは数枚取り、汚れた鼻や口元を拭いた。

「水道を貸して貰えるか?」

手にはべっとりと血がついてしまっていて、乾いたティッシュで拭いたくらいでは取れなかった。男は頷き、バスルームを指さした。

男の風貌に似合わず、部屋の中は案外に小綺麗で、センスを感じた。調度品もみな、高級そうだ。

洗面台で顔と手を軽く洗い流し、タオルも使わせて貰った。

「……おい」

「あっ……あの」

「このシャツ、どうしてくれる」

ディオのシャツには、流れた血がいくつかの染みとなっていた。

「血はお湯で流すと落ちやすいよ!」

男は名案だと言わんばかりに明るく話した。そうじゃあない、とディオは口角をひくつかせた。

「脱げっていうのかい」

「あ……ええと……その……」

男は困ったようにこめかみを掻くと、キッチンへ向かい、湯を沸かし始めた。少量の水はすぐに沸騰し、男は器に湯を入れた。

「ジャケットをそこのハンガーにかけて、シャツのボタンを外して待っててくれないか」

男は申し訳なさそうに言った。ディオは入り口の帽子かけにジャケットをぶら下げ、シャツのボタンを外してソファーに座った。

「で? どうするっていうんだ」

「ちょっとじっとしてて」

タオルを数枚と湯の器を手にした男がディオの前に屈んだ。そして、ずれていた眼鏡を外して、真正面からシャツを見つめた。

「こうすれば、落ちるはずだから」

男はシャツの裏にタオルをあてがい、表からは湯を染みこませたタオルで軽く叩く。作られたばかりの血染みは、ゆっくりと薄らいでいく。

ディオはしばらく男の真剣な作業を見守った。

瞬きも忘れるほどに没頭して、男は黙々と染み抜きを続ける。

ディオは、ある人物を思い起こしていた。

似ている。髪の色はブルーブラック、瞳はグリーン混じりのブルー、肌は日焼けした白で、赤みが差している。

カレンダーの中で見せる、強い視線を放った一枚がディオの脳内に映る。

「……ジョナサン……」

ディオは毎日のように呼んでいる名を口に出していた。

男がふと手を止めて、顔を上げた。

「ぼく……名乗ったっけ?」

「ジョナサン……?」

「え……ハイ」

「お、おまえが、あのジョナサンか!?」

「えっ……あのって、どの?」

「ジョナサンと言ったらあのジョナサンしか居ないだろう! あのジョナサンはあのジョナサンだ! 街中、いや国中で話題にされているカレンダーの男のジョナサンだろうが!」

「い、いや、いやいやいや、違う! 違うよ! 違う違う! 人違いです!」

「このディオが、あのジョナサンを見間違えるはずがあるかァー! 毎日、毎晩、見ている顔を、誰が忘れるものか! 誰が間違えるものか! おまえはジョナサンだ!」

「毎日……? 毎晩……?」

「あッ」

ディオは興奮のあまり立ち上がってしまっていた。ジョナサンは呆気にとられた表情をしていて、口をあんぐり開けたままディオを見上げている。

ディオは自分の短所をすっかり忘れていた。すぐカッとなって熱くなってしまう。うっかり自身の秘密を自ら漏らしてしまった。それも一番知られたくないであろう人物にだった。

「そんな熱心に……へえ、それはちょっと嬉しいかもしれないな」

ジョナサンはぽつりと呟いていた。それが確たる証拠となった。

「おい……今、言ったな。聞いたぞ。やっぱりおまえがあのジョナサンなんだな! 決定的な発言をしやがったな!」

「いや、違う。そうじゃあない。違う。違うったら」

尚もジョナサンは顔の前で手を横に振り続け、眼鏡をかけ直した。

「顔をよく見せろ! 前髪も上げろ!」

「うわっ、ちょっと……やめっ……」

ディオは眼鏡を奪い、乱れていた髪を持ち上げて、額を出させた。すると特徴的なジョナサンの男らしい太眉が出現した。

写真とは違って、あまり整えられていないが、それでも見覚えがしっかりとあった。角度、太さ、毛量、濃さ、どれもディオは見知っている。

「あとは……体だ! 脱げ! 裸を見せろ!」

「うっ、うわあああッ! や、やめてくれッ!」

「ええい、うるさい! 生娘じゃああるまいし、悲鳴を上げるな! おまえ、カメラの前では散々脱いでただろうが! 男一人の前で何を恥じらう必要があるッ!」

こうなってしまうともうディオは誰にも止められなかった。シャツを引き千切る勢いで引っ張り、ジーンズを破かんとして手が動く。

「それとこれとは全然違うだろお~~~ッ!」

涙目になりつつあるジョナサンは床に転がりながら、ディオの魔の手から逃れようともがいた。

「……あ……」

Tシャツが捲れ挙がり、ジーンズが半分ほど脱げかかり、ディオは自分の身の下で喘いでいる男の体に息を呑んだ。

身に纏っている服がいくら古く汚く安っぽいものでも、その一枚の布の下には形容しがたい美体が存在している事実は変わらないのだった。

「あ……ああ……う」

ディオはその場に座り込んだ。腰が軽く抜けてしまった。あれ程までに渇望していた、ジョナサンの生の肉体だ。

声も出ないし言葉も出ない。肩が震えた。全てが初体験だった。体の奥が熱くなって、頭がぼうっとしてくる。ディオは呼吸が浅くなってきた。

「……え……あれ? あ……うわわわわッ」

やがてディオは熱を出してしまい、そのまま憧れのジョナサンの胸板に倒れ込んだ。

 

――

うーん短編だったはずなんだがな。

まだ続くのか

短編かく練習

  • 2016/01/14 03:15

また現パロ風

ディオがジョナサン好きすぎる話

 

かっこいいかっこいい可愛いジョナサンさんを好きで好きで仕方なくて、てゆうかファンですっていうディオ

 

ティーンから老女まで、幅広い年齢層にひっそりと、しかし確実にファンを持つモデルがいる。

正確には彼はモデルではないらしい。甘いルックス、女性たちの母性本能をくすぐる大きな蒼い瞳、屈託のない少年のような笑顔。

しかし一枚脱げば、腕も胸も足も、どこもかしこも逞しく筋骨隆々としたボディ! 男なら誰しもが憧れるパーフェクトスタイル。無駄な肉などは見当たらず、彫刻物のように計算された肉体。

その肉体を惜しげも無く披露した、ある団体がチャリティー目的で販売したカレンダーは噂が噂を呼び、瞬く間に完売した。

しかし問い合わせが絶えず、増刷されることが決定した……というのは、とっくにディオの耳に入ってきていた情報だった。

 

これだけメディアで取り上げられ、ネット上でも散々画像がアップされているにも関わらず彼に関する個人的な情報は一切出てこなかった。

そのミステリアスな部分もまた、人々の興味をそそり、より注目を集めた。

ファン達が唯一、共有出来ているものは、彼の名が「ジョナサン」という事だけ。ただそれだけだった。

ディオもあらゆる手を使ってジョナサンについて調べたのだが、本当に何も掴めなかった。

出版社にも問い合わせた。販売元にも電話をした。答えはいつも同じだった。「彼は一般の方ですから、その質問にはお答え出来ません」だ。

これだけ情報化社会になったというのに、誰も彼のことを漏らさないとは。どこかに隔離されているとしか思えない徹底ぶりだ。

もしかしたら、この国の人間ではないのかもしれない。ディオはあらゆる言語で調べて、検索もした。しかし、収穫はやはりゼロだった。

 

ふと疲れた目でデスクから顔を上げると、眩しい笑顔の彼がビールを片手に微笑みかけてくれる。

幻聴まで聞こえてきた。

「机に齧り付いてないで、ぼくと一緒に飲もうよ」

真っ青な空に白い砂浜、どこの海かは知らないが(ロケ地に興味もないが)ジョナサンがいるなら、今すぐにでも飛んで行きたかった。

 

自室にあるディオの仕事机は、壁沿いに置かれている。扉から見ると、モニターに隠れるようにカレンダーが貼られている。

今は一月だが、気に入っているのが八月だったのでカレンダーの存在意義など無視されている。

「ああ……せめて職業だけでも分かったらな……」

ディオは恨めしそうに呟きながらも、うっとりとジョナサンの胸筋から腹筋をなぞる。日焼けした肌に汗の雫が滴っている。

触ってみたい。案外、胸のあたりは柔らかいんだろうか。腹は硬いだろうか。見てみたい。隠されている場所も、他の誰も見たことのない部分も。

 

ジョナサンのカレンダーは、ソッチ方面にも人気があった。

ソッチというのはつまり、ソッチだ。男性が好きな男性にも、大層売れた。元々、その気があるタイプもだが、ディオのようにジョナサンがきっかけで目覚めしてしまった者も少なくは無い。

それほどにジョナサンは罪作りな男だった。男性のファンも、少年から老齢までいた。少年たちは「あんな風になりたい」と思う純粋で健やかな目的でもあったし、おじ様達は「オレの若い頃にあんなヤツがいたっけ」と思い出に浸りながらも、若き日の恋心にしみじみとした。

ディオは、女性にも男性にもモテてきた。男性からの誘いも何度もあったし、好みの人間が居たとしたら、乗ったかもしれない。けれど元々はノーマルであったのでそう簡単にはいかなかった。それに男子校出身で、ラグビー部に所属していたディオは男性に対する審美眼は厳しかった。

男の男らしさ、そして美形と評される自分と釣り合う程の容姿、勿論自分以上の肉体と身長も必須だ。

つまりディオの眼鏡にかなう男などこの世には居ないのだ、とディオは嗤っていた。それがプライドの証明だった。

故に、ジョナサンが目の前に現れた時はそれはもう衝撃だった。その時ディオに電流走る。

気づいたら、カレンダーを三冊手にして帰宅していた。鑑賞用、保存用、使用の三つだ。

どのページも、大体が半裸だった。上半身は脱ぎたがりのようだが、下半身はガードが固い。そこがまた想像させられて、良かった。それにディオとしても、あまり大多数の人間にそのような場所を見られたくはない。

憂いを帯びた横顔や、潤んだ瞳で見上げる顔、悪戯っぽい笑顔、正面から見つめる真摯な瞳……どの月もジョナサンの魅力に溢れていた。

彼を褒める人々の讃辞は十人十色で、それだけジョナサンはイメージで語られることが多かった。理想を彼に当てはめて、各が好き好きに妄想出来る。それがまた人気に拍車をかけていたのだろう。

ディオはカレンダーの最終ページ、つまり裏面を見た。

表紙と裏表紙は着衣だ。中身がほとんど半裸なので、新鮮さがある。きっちりとスーツを着込んだジョナサンが本棚の前で体を小さくして膝を抱えて座り込んで、カメラに目線を送っている。

セットされた髪がわずかに乱れて、ネクタイも若干緩くなっている。

ディオは全十四枚の写真の中で、この写真が一番セクシーだと思っている。肌の見える範囲が最も少なく、ポーズも幼いものだ。それでも、表情や仕草、シチュエーション全てに色気を感じた。

裏表紙の一番下には、小さくスタッフの名前が書かれている。撮影をしたのは女性カメラマンらしい。彼女のホームページには、様々なプライベートに関することが載っていた。

ジョナサンのカレンダーについても仕事として語られていた。彼女はジョーク混じりに、ジョナサンとの関係はあくまで仕事上の付き合いであって、彼と親密ではないし、私にはパートナーがいる、と大きく載せていた。あまりにも問い合わせが多かっただろう。

――ディオも疑っていたものだ。あんな顔をさせられるのは、余程シャッターを切る相手に気持ちが入っているのではないかと、思ったからだ。誰しもがそう疑うほどに、ジョナサンの視線は妖しく、見惚れるものだった。

演技が上手いのか、それともカメラマンの腕なのか。どちらにせよ、ディオはやがて嫉妬の類いを抱くようになってしまう。

購入したての頃はよかった。素直にジョナサンの体型やルックスを見て満足出来ていたのだから。

考える日々が増えれば、雑念が多くなった。会ったこともない男に、恋をしているだなんて、なんて馬鹿げているんだろう。

それでも思わずにはいられなかった。ジョナサンを考えない日なんてなかった。

今まで自分はどうやって生きてきたのかすらも忘れてしまった。夢中になることの本当の意味をディオは知った。

 

――

ちょっと続きます

ジョナサンと出会うまでは書きたい

短編かく練習しよ

  • 2016/01/13 03:51

現代パロ?

ちょっとよく分からない

家庭内ストーカーのディオ

――

 

 

おれのジョジョはとっても可愛い。

しかし、世間に同意を求めると、他人は苦笑いを浮かべる。どうしてだ? あんなに可愛いじゃあないか。

ディオは編集済みのディスクをPCに入れる。自動的に再生される。モニターに映し出された、少々荒い映像の中に男が一人現れる。丁度ジョナサンが部屋に戻ってきた所から始まる。

鞄を床に置き、首を左右に振る。それから腕を伸ばし、腰をひねる。

「何だ? 疲れてるのか」

ディオは片耳にイヤホンを差し、僅かな服のかすれの音さえも聞き逃さないようにする。

骨が鳴る。ジョナサンはしばらくストレッチをしていた。カメラの位置が悪いようで、顔がなかなか映らない。ディオは苛立って爪を噛んだ。

「……いつもならすぐベッドに腰をかけるくせに。今度移動させておくか」

ようやくジョナサンがその場から動き、靴下を脱いだ。ディオは思わず椅子に腰掛け直す。背が正しくなる。

薄手のシャツを脱ぐ様がカメラの前で行われる。よもや撮られているとは想像もつかないだろう、無防備な姿で服は落とされていく。鍛えられた肉体が惜しげも無く画面いっぱいに広げられた。

「ふふ」

ディオの口元から笑みが零れた。マウスを持っていた手は自身の太股に乗り、そして徐々に下半身を目指して行く。

胸元から膝下あたりまでが映し出されている。ベルトに手をかけ、ジョナサンは普段通りに外していく。ズボンのボタンが取られ、チャックが下ろされる。下着の色が見えた。ボクサータイプのブラックだ。ディオが何度も目にしている、ジョナサンのいつもの下着だ。

脱いだ服をベッドに投げ、ジョナサンは下着も下ろした。

「…………ッ」

全裸になった男が、画面の中で右へ左へと動く。昨日の部屋着を探しているようだが見つからないらしく、画面の中では隠されているはずの男の象徴がぶらぶらと揺れている。

「相変わらず立派だなァ、ジョジョ」

ディオは、他人が目撃したら卒倒してしまう程の下心に満ちた笑みを浮かべて画面に見入っている。じんわりと下腹部が熱を帯びていくるのを感じながら、ディオはそっと自身に触れる。

部屋着を諦めたジョナサンはクローゼットにしまわれている下着を取りだして穿いた。大きめのゆったりとしたサイズのトランクスだ。一体いつから愛用しているのか、ディオですらその下着の起源を知らない。

気に入りの下着を身につけ、ジョナサンはいつもの定位置に座り、鞄を漁った。

膝を曲げて座ると、カメラの位置からは、完全に下半身の大事な部分がもろ見えになっている。

「やっぱりここでいいか」

ディオはカメラの位置を動かすのをやめた。

仕事の資料らしき書類を床に広げて、ペンを持ち出して、その格好のままで作業をしだす。机は部屋にあるのだが、その方が落ち着くらしくジョナサンは誰にも見せられないスタイルでしばらくペンを走らせていた。

勿論、その間下半身は露出しっぱなしだ。

ディオは緩んだ口元がそのままだ。

「子どもの頃から変わらないなあ、ジョジョ……可愛いヤツ」

少年の時分からジョナサンは机に向かうよりも床に腹ばいになって勉強するほうが捗った。行儀が悪いと父親に叱られもしたが、そのときはいつもディオが庇ってやった。

『ジョジョはこのほうが集中出来るんだよな?』

『うん。でも父さんにだらしないって怒られるから、ちゃんと机に向かうよ』

『気にするなよ、ジョジョ。おとうさんにはぼくから言っておくから。ジョジョはもっと自由にすればいいんだ』

『そうかな……』

『そうさ。ジョジョにはジョジョのいいやり方があるんだ。もっと自信を持てよ』

『うん! ありがとう、ディオ』

そのときのジョナサンのディオを信頼しきった、あの笑顔。思い出すだけでディオは恍惚とした。下半身をまさぐる手は益々熱くなる。

邸の中の誰よりも、血の繋がった父親よりも自分を信じて頼っているという無邪気さが全開になった笑顔を、このディオにだけ向けたのだ。

おれのジョジョはこんなにも可愛い。愛らしいのだ。自慢したくて仕様がなかった。出来ることならその笑顔も写真の中に収めておきたかった。少年の頃はまだそこまで愛情が進んではいなかったのだ。

「でも長い時間、床に座り込んでいたら、そろそろ……」

ジョナサンは片方に体重をかけるようにして体を傾ける。しばらくすると今度は反対方向に体を傾けた。巨体は百キロを疾うに超える。その身を支える負担が尻にかかる。

「ふふふ、辛いなら椅子に座るかベッドに移動すればいいものを……集中しているとそこまで気が回らんのだな」

ジョナサンはゆらゆらと体を揺する。いい加減、尻が痺れたのかその場に寝転んだ。足を壁に立てかけて、書類を掲げた。

「そんな持ち方していたら……」

ディオの予想通り、クリップで留められていた書類は、ジョナサンの指から外れて顔面目掛けて落ちていった。

「ククッ……ふふ、アハハ!」

起き上がって散らばった書類を拾い集める。ジョナサンは外では、真面目で落ち着いた性格だと言われている。所が、あんな間抜けな部分もあるのだ。それもまたディオの独占しているジョナサンの姿でもあった。

男がだらだらと部屋の中で過ごす様子が一時間以上に渡って収録されているディスクを見終わる頃には、ディオの自主トレーニングは今日も上々の出来でノルマが達成された。

 

「ディオ?」

扉がノックされる。ディオは「何だ」と返した。

「そろそろ夕食だって、降りて来なよ」

「ああ、今行く」

兄弟であるジョナサンの部屋は、向かいにある。広いジョースターの邸は、父と義理の兄弟、それから使用人が住んでいる。

「珍しいよね」

「……何が?」

「ディオが声を出して笑ってるなんてさ」

「部屋の外まで聞こえたのか?」

「いや、扉が半開きだったからじゃあないかな。コメディでも見てたの?」

「コメディよりもっと面白いものさ」

「君が笑うってことは相当面白いんだろうね」

「興味あるかい?」

「そりゃあ、あるさ」

「じゃあ今度、おれの部屋で見せてやるよ」

「ええ、今度なのかい?」

「ああ……今夜でいいのか?」

「そう来なくっちゃね」

 

夕食の後の約束をし、ジョナサンはどんな楽しいものが見られるのだろうと期待をしている。

ディオは今後の展開に、背筋を凍らせながらも確実に興奮してくる素直な肉体に、微笑んだ。

定義とは

  • 2016/01/09 11:15

受け攻めの定義とは?

この話、何回目だろう。同じ事を定期的に考えて書き殴ってる気がするわ。

 

私の中ではディオってドストライクド真ん中メジャー級の受けってわけじゃあない。そもそも受け受けしい男子ってなんだよ。女々しさ?女性的部位?女性ホルモン?

それもそれで萌えだ。(そういう属性萌えをディオに押しつけてるのに…)

受けであるっていう決め手が分からなかった。

むしろ攻め攻めしすぎるから「受け」だなって思ってる。

つまりは反対に、ジョナサンに受けらしさを感じ取っているから「攻め」だなとも思うし、二人の体格の差もポイント高い。

割と見た目カップリングに弱い。このへんは単純なカップリング式が当てはめられる。

 

先日のイベントの時にも話してたんだけど、ディオは自分が攻めだと思い込んでそうでいい。「JDのディオってDJの本買ってる~」なんて話があって楽しかった。

だから凄く可愛い。(!?)

故に受けだと思う。ジョナサンはあまり頓着はなさそうっていうか

自分がされる側になるなんて微塵も思ってなさそうなド攻めなのかもしれない。組み敷かれるディオの苦労を理解しないお坊ちゃま。

 

あとは、へたれ攻め女王様受けが好きだからそのようになるっていうのもある。

結局は属性萌えか。そうなんだな。

偉そうで俺様で、強くてライバルで、美しかったら……もうあかんで

叩かれるほどに強くなって、包容力があってたくましくて、優しくて主人公で、弱さや静かさもあるけど、爆発力があるのなら、もうあかんで…

別に理由はなくてもよかった

ジョナサンとディオという事実があるならそれでよかった

だからジョナディオだった

すまなかった。

変に理由つけて説明しようとした私が馬鹿だった。すまなんだ。すまなんだ。

結論はいつだって同じだった。

ジョナディオだからじゃーん!

だんだん思考停止するようになってきた。

もうおしまいだ!

終わりがないのがジョナディオなのよ……

 

39

  • 2016/01/09 08:17

わー未完の話が10作もあるう~~

あかーん!

私を天国へ連れて行って

  • 2016/01/09 05:40

イエモンのさぁ、天国旅行は名曲だよねー

そして再結成おめでとうございます。ライブいきてー

 

三が日に東京駅で広告を出していたEOH

行こうと思ってたけどダラけていかなかったんや

でも人の撮った画像見て満足してたんや

そしたらさぁ

ジョナサン&ディオのあの2ショットに「HAPPYNEWYEAR」ってめでたくデカデカと書いてあって

ゲームの謳い文句である「最高のコンビによって天国(ヘブン)の扉は開かれる」ってJ&Dの横に書いてあるじゃあないですか~

 

なんか、それってさ……

 

エロい~~~~

あとHAPPYNEWYEARがじわじわきてシュールだなって思った。面白かったよ。なんか、めでたさ感じるようで感じないようで面白いの。

 

だって最高のコンビ、天国の扉って

そんなんもうセックスじゃあないですか!わたしゃ思い出してしまいましたよ。一昔前にあった、女子高生向けのエロ雑誌、エルティーンの読者投稿コメントを!

「イクってどんな感じだった?」の問いに、

「天国に行っちゃう感じ♡」ってあったわ!それ思い出したわ!!

懐かしいワッ!

んもー隙ありゃそんな話ばっかり!ひどいよ!ばかっ!好きッ抱いてッ!ジョナサンがディオをッ!

 

いや分かってるけどさ。新年早々、多くの人々が行き交う天下の大東京、それもド真ん中の東京駅で

堂々、絶頂宣言ッスか

やりますね、ジョナディオって。すごいですね。しかも新年あけましておめでとうのコメントつきっすか。

はぁ~~~やりおるわ。やりますわな!

こんなん好きになるに決まってんじゃん!!

てゆーか好きだった!

 

という感想を何故、その時にあげなくて、一週間以上もたった今、私は書いているんでしょうね。

ほらね!ほら見たことか!このトロまっぷりをよ!!ざまあみやがれたくあんポリポリだあ!

ンー元気ですね。

 

大事なのは、ジョナサンがディオを天国に連れていくのか、ディオがジョナサンを連れていくのか

いやそこは一緒がいいです~~二人で手を取り合って高みを目指すのデス~~

二人でドアを閉めて~~

 

真面目な考察なんぞ何も出来んのですわ。ディオが目指す理由とかさ、

天国DIOとかさ……

脳内お花畑ヨッシーアイランド一面状態なんだもんよ。ハッピーハッピ-村なんだよ

 

 

全然関係ないんですが、ここ二、三ヶ月、家の前の通りに早朝、大熱唱するお兄さんが現れる。

たまに仕事に行く前(5時くらいか)に出くわしたりするんだけど、こういう時はどんな顔すればいいのか分からないの…。

逆に私が気まずそうな思いをさせているようで申し訳なくなるのは何故なんだろう。

もうこうなったらJDにするしかないよな

生きとし生けるもの全てはジョナディオになるんだよ

おまえがジョナディオになるんだよ!?

なっ、ナヌーっ!?

見るもの聞くもの触れるものみなジョナディオにした……恐ろしいヤツだよお、ねんころの野郎は

 

ベビーフェイスに負けぬ

  • 2016/01/08 00:00

体毛

 

ゲイビGIFを見ていて、外国の人の処理具合はすごいね

向こうは男女関係なく剃るのが普通みたい。しかも映像出る人なら余計に気を使うだろうね

私が好きでよく見ているのは、トップはわりとモジャモジャでボトムが処理してるっぽくて、足とか綺麗。個人の体質もあるだろうけど。

三次元はいいとして、二次元はどうか。

受け攻め固定なので、受けの男性ホルモンが高め描写があろうとそんなに気にならない。「だってちんぽ入れられる事実は変わらないんでしょう?だったらいいじゃないの。派」

髭生えてても、すね毛生えてても、胸毛生えてても脇毛生えてても、受けならOK愛おしい、愛おしいと思う。

そこらへんの萌えがゲイ萌えに近いような気もする。あとはディオなら、なんでもよか的な気持ち。美しい男には違いないからね…。

あと、多少ふくよかになっても割と萌える。はげるのはどうかな~。そこはゲイだろうがノーマルだろうが厳しい問題。てゆうか、ディオ様でそんな妄想はしないわ!!

要は、男らし過ぎても平気だってことだ。1部CP萌えならそうなのかもしれないね。筋肉モリモリキャラだしさ。

 

ちょっと話題ずれたな。ベビーフェイスで剛毛っていうと、ジョナサンなんだ。

元々ジョナサンの体毛描写大好きだし、これからも書くけども

ラグビーやってるし、身なりも清潔にしているだろうし、実際問題処理はどうしてただろうか?手足は、剃るかもしれない。普通に邪魔とか見苦しいからとかそんな理由で

胸毛は?腹毛は?

生えると信じているんだけど、生やしっぱなしになるのかな?それとも剃る?剃ったらチクチクしないだろうか?毎日するのだろうか

脇毛は?

 

好きなシチュエーションは、受けが攻めの胸毛をさわさわしながらピロートークしてるやつ…

基本、ベッドの上での出来事が好きですね

喧嘩でもイチャイチャでも真面目な話し合いでも

布団が好きなんだよね

もう寝ててもいい。

ただJDが寝てるだけの映像が欲しいね

ずっと見てるわ…

むしろ箱庭でJDの生活を見守りたいね

ああ…本当、ただただ見ていたいだけなんだな。ジョナディオの全てをよ…幸せになれよ…

みんなが祈ってる。私も祈ってる。

来世でまた会おう!

ジョナサン・ジョースターのすべて

  • 2016/01/07 18:04

わーん!リリィシュシュ見たから変に影響受けてるよおお

凄い暗くてドロドロしてて救いようの無い話書きたいよおお

 

ん…?アッ、それ原作読めばいいんじゃね?

でも救いのない話とは思えないのは、やはりジョースターさんのモノローグのおかげかも。

 

「ジョナサン・ジョースターのすべて」だと、ディオが主人公になるね

リリィシュシュ~も、要は主人公にとっての現実は虚構で、リリィの音楽こそが「すべて」だって意味があってそのタイトルらしい…とレビューか何かで読んだ。なんだっけ…解説してるサイトだったか…

 

あながち嘘ではないような。

ディオにとっての真実は、結局はジョナサンが全てだったという結果論

ジョナサンがディオに人生を狂わせられたように、ディオもまたジョナサンの存在によって運命づけられてしまったのだ

だからこの二人ってイイ…

愛だの恋だの性衝動など、取っ払った関係ですら、濃厚で繊細で、それでいて危うくて、切ないな~(この語彙力)

生死をかけた戦いだけじゃない、何かがある。その何かは、もう複雑すぎて言葉にならないし、第三者が口を挟めるものでもない…気もする

全てが過ぎてからエリナさんが悟っていると思うと、それもまた面白い

うぐぐぐぅ

なんや…なんやこれ……

ジョナディオってなんなんや……考えさせられるな。永遠に解けない数式に取り組む学者のように、私もJDについて考えて答えを導き出す仕事がしたいな。仕事じゃないか……ライフワーク……やだ~人生かけちゃうの~~

でも随分長いことはまってますね。今年もやっていこうね~

書かなくなっても、一度はまったジャンルカップリングは好きでいるから、考えるし、感情も揺さぶられていくんだろうね。

時間の許す限りは楽しんでいきたいな~~

 

更新

  • 2016/01/07 05:45

去年の2月にコピー本で出したMilky!を多少修正して上げました。

イベント、通販でお手に取って下さった方、ありがとうございました。

 

テーマは「おっぱい」ですが、あまりエロさはないので、ただイチャついてるだけです。

 

pixivのほうは2月過ぎに上げます

 

 

 

凄く真面目に小説書いてる!って文章で現在との違いを感じすぎてびっくりしてしまった。誰が書いたんや…!?ワシか!!

もっと精進せねばなりませんね…いやー…続けていけば必ず上達するもんでもないわな…たゆまぬ努力、向上心、学ぶ姿勢!それから萌え!!

大事ですね。何だか大切なことを失っていたようです。

遊んでばかりもいられませんね。頑張りましょう。

 

とかなんとか言っちゃって?スクフェス、頑張っちゃってるんちゃう?

のんたんとりあえずお迎えしたんとちゃう~?

これこのまま3枚やっちまうか?ン?

 

 

――

修正したはずなのにさっそく誤字発見ン~~ヤダーもうヤダッ!

はずかP!

 

おもち食べ過ぎ

  • 2016/01/07 02:01

キラーフード、ライスケーキ

気をつけて!

 

長い話ばかりでな…次の次に本を作るとしたら、短編集を出してみたい。

というか短編集が好きだ。長い話も好きなんだけれども、移動中にさくっと読みたい時とかいいよね。

あとは機会があったら月海夜の再録を本で出したい。需要は自分にしかないんだけど…。記念に作っておきたいなあ

一冊だけ刷るかな…

 

そもそもあまり短い話が作れない。

2000字~5000字で萌えを詰めれる人を尊敬している。

どうにも理屈っぽくなりすぎて、説明と地の文ばっかになるんやな。小説解析サイトにも毎回「地の文が多いようです。一文が長い」って言われてる。台詞量を増やして、説明を減らしてはいるのにな~なんだろうな、だから退屈なのかもしれないな~~。話の動きが少ないというか

でもエロはねちっこく説明的に書きたいな~~

小説でのエロは状況説明がねちねちしているからこそ楽しい…!と思う

漫画のエロとの違いってそこかな…ねちっこさね。大事だよね。最近はあっさり描写ばっかで反省だ。もっとしつこく!

 

一昔前までは2000~4000字の短編ばっかこさえてたのにな。長けりゃいいってもんでもねーだろ。大事なのは萌えだから!いかに萌えられるかどうかだから!ンモー数年前の友人の言葉が突き刺さるゥ~~深いよお~~

 

本を作るためにももっと短編書こうね。書いてみようね。やってみよう!いってみよう。逆だ

 

その前に続きかこーね

あと後編出そーね

うっす、うっす

 

――

年始にテレビで「リリィシュシュのすべて」やってたんで見てみた

これはキツい…私の中ではダンサーインザダークと並ぶ鬱映画になりました

主人公と同じ14歳の時に見たら、すごく引き込まれたかもしれないけど、もういい年の自分にとっては、キッツいわ…いやでも中学時代が暗黒で性悪(自分含め)だったよな~と思い返すきっかけにはなった。あのギスギス感、閉塞感は分かる気がする。しかも世代的にも近いから何となく懐かしさもあった。代々木第一体育館も懐かしい。もう何年も行ってないなあ

賛否がきっぱり分かれる映画ですね。

まだまだ少年少女だった市原さん忍成さん蒼井さんのあどけなさに萌える。それだけが救いだった

みんな美しいし、幼いし、綺麗なんだな。若かりし市川実和子さんもイイ~腕が細いねん…

 

JD的に考えると、少年期と年頃が被るので、その時期の繊細な心の機微、大人でも子どもでもない微妙世代(クリィミーマミ)の不安定な精神とか

参考になるっちゃなるし、そこまで酷くはねーだろと前向きにもなれる。

14歳、好きだよ…主人公率がやたらと高いよね。14歳。

自分が14歳になったときは、「セーラームーンと同じ年になったんだ!やった~」と思ったもんだ。そんなに足も長くならなかったし、ピアスもあけなかったし、霊丸も打てなかったし、しゃべる猫にも出会えなかったけど、そこまで暗くもなくそれなりに楽しくやっていたなあ。

JDはどんな14歳だったのかな。

喧嘩のあとだったから、偽りの友情のはじめの一年目だったね。

距離を計っていただろうなあ。それでも、最初の頃だからジョナサンは努力しようと頑張っていたかもしれない。

ディオも表面上はニコニコしていたかもしれないし、警戒心をとこうと、普段よりずっと優しくしていたかもしれない。

うううう~~ん、14歳!いいよお。とってもいいよ!

 

なんとか明るい話題に切り替えられたゾッ!

 

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