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2015年10月07日の記事は以下のとおりです。

  • 2015/10/07 04:05

血は恐ろしいよ。

ジョナサンとディオの話を考えるとき、その両親のことも想像する。

元々、ジョジョが血統の話でもあるから、というのもあるけれど。

誰かを好きに(二次元)なると、たとえ原作や公式に出ていなくても

必ず親という存在はあるものだから、家族や両親について書きたくなる。

前のジャンルでは、萌えキャラの両親の馴れそめも書いてた。謎の萌え。

優しい性格なら、あたたかい家庭で育ったのだろう、とか

きつい性格なら、厳しい家庭で育ったのだろう、とか

そんな単純には見たりしないけれど(どんなくず親からでも、優しくて真人間な子どもに育つこともあれば、素晴らしい環境から駄目人間も生まれることもあるし)

人間の元となるのが、家庭であり家族であるとおもうので、

その人自身を知りたいとか掘り下げたい(ねつ造である)となると、そこにたどり着くのかもしれない。

シンプルでいて、一番難しいんだろうな。

家族とは、家庭とは……

ジョナサンもディオも不完全な家庭で育ってるから何かしらを抱えてるのは、一目瞭然だね。健康であっても不健康であっても、「何か」はどこにでも誰にでもあるやね。大なり小なり。

そして、家庭や家族に固執するのは、ジョナサンとディオは少なくとも7年は、「家族」であったからなんだね。

複雑で奇妙なのよね。

面白いのよね。

楽しいのよね~尽きないのよね~~

がんばってこうね。

 

拍手おしてくれてる方ありがとう。うれしいです。

あなたって本当冷たい男

  • 2015/10/07 03:15

情なんてとっくに無くしたのさ。

「違うでしょ。あんたが愛情に、捨てられたのよ」

最後の女は殴られた頬をおさえて、涙を流しながら男に言った。

そんな捨て台詞がお似合いだと、唾を吐いた。

 

どうしたって運が無くて、最低の人生を自ら選んでいくような女と。

蔑まされて、見下されても、それでも上手いこと橋を渡っていけるような男。

そういう最悪の男女の間に生まれた。

 

男は、力の尊さを子に教えてくれた。

女は、自分自身の才能の限りを子に伝えた。

歪みきった世の中を、汚れきった世界を、泥まみれの道を、二人は子どもが泣きわめいても喋り続けた。

「ぼうや、それが生きるってことなの。分かる? わかんないわよね、だってあんたは、まだ乳飲み子なんだものね……アハ、アハハハ」

赤ん坊はやせ細った女の乳を、まだ生え揃わない歯で噛みちぎるようにして吸った。女はさして愛情を持ち得ない腕の中で、殺す勇気も出ない命をもてあそんでいた。

こんなことするために生まれたんじゃあないのよ。

私にはもっと、もっと、素晴らしい人生があるはずなのよ。

もっと綺麗な服をきて、もっと優れた旦那に抱かれて、もっともっと美しくなるのよ。本当じゃないの。これは違うわ。こんなのは違うの。

女は、毎日、毎日、鏡を見て呟いた。

「あたしじゃない」「これはちがう」「あんたは誰なの」

赤ん坊は辛うじて女の腕にしがみついていた。今はそれだけが生きる全てだったから。

毎日、冬空のような時間が流れる。さみしい風が家の中にも吹きすさぶ。

命が尽きないぎりぎりの生活が過ぎる。ただ生きているだけだ。

何が楽しくて、何が嬉しくて、何のために自分が在るのかが分からない。もっと必死になって、這いつくばって、生に執着出来ないものか。

女が壊れるのは、容易かった。

 

男は家には帰らない。金と遊び女が去れば、仕方なく戻ってくる。

戻ってきたところで、女から搾り取れるものがあれば奪い去り、用が無ければ寄りつきもしない。

女は、失った自我の奥底で考える。

「あたしのような存在があの男に、まだ何人もいるのかしら」

じゃあ、自分はこの街に、きっと何人もいるんだ。

こんな赤ん坊だって、何人も何人も。続いていく闇が連続して、絶えない。

「終わらせなくっちゃ」

女の子どもは「男の子」だった。生まれてから一度も笑ったことのない、ちっともかわいげのない赤ん坊だった。

――何故なら、赤ん坊は母親から笑いかけてもらったことがないから、笑うという概念が無いのだった。――

「終わらせるのよ……あたしで最後」

腕の中から、赤ん坊が落ちた。床に落とされた赤ん坊は、火がついたように泣き出した。その声が耳に響くのだが、ちっとも可哀想だとは思えなかった。

泣き止ませるのは、自分が五月蠅いと思うから。

泣いてはいけないのは、殴られるからだと知っているから。

涙なんて、体から水分が抜けるだけで、無意味だと思い知らされたから。

「まだ、そんな元気があるのね……楽にしてあげる。終わらせるのよ」

 

女の頭の中に浮かぶ男達は、次々と顔を変えた。

自分を殴った男、自分を蹴った男、自分を刺した男、自分を嬲る男、自分を襲う男、自分を舐める男、自分を脅す男、自分を殺そうとした男。

年老いた男、若い男、幼い男。

最後には必ず、父親の顔になった。

女がされてきたことは全て、父親にされたことだったからだった。

「ああああああああ」

床に転がったままの赤ん坊は、女の叫び声を聞いて瞼を開けた。

透き通ったブルーの瞳が、どんな宝石よりも美しく煌めいている。

女は自分をその透明な眼に映しこんだ。

涙が赤ん坊の頬に落ちていった。

女の脳裏に見知らぬ美青年が浮かんだ。

女によく似た少し神経質そうで、繊細なつくりの顔立ちの金髪の青年だ。

背はすらりと高く、たくましい体格で、見立てのよいスーツに身を包んでいる。

青年の口がひらく。

待ち望んでいた言葉だった。

 

「ママ」

 

女は赤ん坊の手を取った。

「嫌、嫌よ……嫌……、あなたを失いたくないわ……」

抱きしめると、確かに温かく、ぞっとする程柔らかい。

女は赤ん坊の頭や背中を摩った。傷は無いようだ。心臓が落ち着きを取り戻していく。

「あなたは神様よ」

女は続ける。

「あたしの世界の、たった一人の」

 

女は泣いた。

ただひたすらに、泣いて、泣いていた。

世界中の男が憎かった。世界中の誰もが嫌いだった。世界中の女が羨ましかった。

女は、ひとしきり泣きわめいたあと、台所に立った。

ほとんど水のようなスープを飲んで、痩せた胸に赤ん坊を抱いた。

赤ん坊は慣れたように乳首を探し出し、必死に食らいついた。

なんて、美しいのだろう。

「どうしてそんなに、あなたは生きようと思うの……?」

女は赤ん坊に問い掛けた。

赤ん坊は、小さな手や口を使って、夢中になって乳を吸っている。

「何か、いいことが待っているの?」

赤ん坊は、出の悪い女の乳を一滴も逃すものかと咥え続けている。

「誰か、会いたいひとがいるの?」

赤ん坊は、話しかけ続ける母親の顔を見上げた。

「ママに、教えてくれる……?」

赤ん坊は生まれて初めて目にした笑顔を、そっくりそのまま返した。

笑った目元が自分に似ていて、女はまた涙を流した。

 

母親は、あの美しい青年にいつか会える日がくるのだろうと信じて

また明日も生きてみようと思えるようになった。

 

 

 

 

――

習作です。

書いてみたら最初に考えたものと別物になってしまった。

 

あhめはめは

  • 2015/10/07 01:03

あ~~やっぱり南の島じょなでぃお書きた~い

あわよくば読みたい~!

南!南の島!

日焼け!!南国!!海!!リゾート!卑猥!!夏!!

 

 

あああ~昔聞いたリゾートBLCDでカヌーセックスしてるのが印象的だったからそればっか頭に浮かんじゃうよ……

あと今さっきBL漫画で南の島のムニャムニャ読んだから余計に南国ジョナディオ熱高まったよ

でも何妄想したらいいのか分からぬのだよ……

うう……ディスティニーアイランド……秘密の小島……少年期の思い出……海、陸、空……うっ頭が!

 

無人島……、69……ロッコツマニア……、雷、波……電、波……少年……うっ頭が……!

 

今になって考えてみると、20~30代の男性が無人島にふたりきりって

エロい意外の何ものでもなくない!?

あとふたりきりでユーラシア大陸横断とかさぁ!!??

よくもまあ、楽しく視聴してたもんですわ!

風に吹かれて、歩いてゆくのさぁ!!??

 

素っ裸の男性の生活をほぼ監禁状態で、撮影しつづけるとかさぁ!?

それなんてエロ漫画!?それなんてエロ漫画!?

全部ジョナディオに変換すると楽しいですね。

お米が当たった時のなすびさんの喜びようは、今でも覚えてるよ

 

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